芝浦運河ルネサンス協議会について
本協議会は、東京都の「運河ルネサンス構想」に沿って、芝浦・海岸地域の水辺の賑わいを創出するために立ち上げました。
東京都の「運河ルネサンス構想」とは
運河ルネサンスとは、東京の水辺の魅力の向上や観光振興に資するため、運河などの水域利用とその周辺におけるまちづくりが一体となり、地域の賑わいや魅力を創出することを目的とした地元が主体となった取組みです。
地域の町会、商店会、企業などの民間事業者、NPOなどの団体が集まり、運河の活用方法、運河を利用したイベント、運河上に設置したい観光桟橋や水上レストラン等の施設について話し合う地域協議会を設立し、進めていきます。
東京都は、その取組を推進するために、規制の緩和などの支援を行っていきます。
(東京都港湾局のホームページ:
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/runesansu/ より抜粋)
芝浦運河ルネサンス協議会とは
芝浦・海岸地域の魅力や活力を維持し掘り起こしてゆく地域活動の一環として、主に運河や運河沿い遊歩道の利活用という側面に視点をおいて活動している団体で、東京都内に6つある運河ルネサンス協議会(※1)の一つです。
東京都による運河ルネサンス構想の趣旨に賛同し、地元町会や商店会、漁業協同組合を幹事団体として、各種地元団体や環境活動団体、大学等の参加を得て2005(平成17)年から活動を続けてきました。
活動の趣旨としては地域の公益的な活動を大切にし、また会そのものが活動の主体となることはしていませんが、「運河内安全航行喚起掲示幕の設置」、「渚橋桟橋」、「カナルカフェ」、「芝浦小学校校外授業環境学習会」、「運河沿い遊歩道自然観察会」、「協働会館保存利活用に向けた活動(※2)」、等の地域活動について、各種の協議や調整をおこない、その実現に向けて後方支援をしています。また、大学等の研究活動に対する情報提供や意見交換、他地区の運河ルネサンス協議会との交流など、地域の現状や今後の展開について、偏りのない客観的かつ総括的な知見を得ることにも務めています。
「芝浦運河まつり」には第1回から協力するかたちで関わってきており、初動期における各種アイディア出しや、主に東京都や港区といった行政団体との協議や調整、各種手続き関係を担ってきました。
※1 6つの運河ルネサンス協議会:芝浦地区(港区)、品川浦・天王洲地区(品川区)、朝潮地区(中央区)、勝島・浜川・鮫洲地区(品川区)、豊洲地区(江東区)、東陽・新砂地区。
以上登録順。2021(令和2)年現在。
※2 地元と一緒に活動した結果、港区立伝統文化交流館の開設、運営に至りました。