平成19年度第5回会議2008-02-26
芝浦運河ルネッサンス協議会
平成19年度第5回会議議事次第
日時 2008(H20)年2月26日(火)15.:00〜17:00(予定)
場所 男女平等参画センター集会室C
1.開会
2.前回会議報告(平成19年度第4回会議/2008.2.4(月)) (資料-1)
3.事案
- (仮称)渚橋桟橋計画について(資料-2、別添資料)
前回協議会(現地検証他)のまとめ(上記資料-1、別添資料)
上記をふまえての意見交換、意見等について(別添資料)
4.報告事項
- 「秋の芝浦こども自然観察会」(2007.11.17(土))開催報告
- 芝浦「協働会館」の現地保存および利活用について
- 他
5.その他
6.閉会
(以上)
芝浦運河ルネッサンス協議会平成19年度第5回会議(2008.2.26TUE.)資料-1
芝浦運河ルネッサンス協議会(平成19年度第4回)開催報告
- 日時 2008年2月4日(月)14:00–16:30
- 場所ミナモ社教室、芝浦西運河筋(芝浦三丁目18番地先)
- 出席者中島恭男、岩藤文彦、羽田順一、金原時成、大野家俊、関喜和子、鈴木弘子、古川明久、芹生葉子、
坂野喜雄、平野博司、和田哲男、桜井泉、藤田克二 地元町会商店会関係
石川威夫(石川)、石橋芳和(石橋) 芝漁業協同組合
榎本和輝(東京ガス)、小泉武衡(寺田倉庫) 運河を美しくする会
加藤智康、岩間耕平(以上三井不動産レジデンシャル)、松山岩生(三井不動産)
芝浦アイランド地区街づくり推進協議会
榎本茂(海塾)
松岡洋(航行安全課専門官) 海上保安庁東京海上保安部/オブザーバー
小林英樹、川村信一、井上尚子(以上港湾整備部計画課)、木藤亮(港湾経営部管理課)
東京都港湾局/オブザーバー
山下充、湯川康生(以上芝浦港南地区総合支所地区政策課)、青木康平、五十嵐和幸(以上同地区活動
推進課)、鈴木英二、村山正一(以上産業·地域振興支援部産業振興課) 港区/オブザーバー
平野拓身、加藤義彦(以上ジール) オブザーバー
藤野雅統、大野創 事務局
(以上敬称略)
- 当日進行14:00–(1)開会、議事
15:10–(2)現地に移動の上、現地検証(芝浦商店会)
16:10–(3)議事·意見交換、閉会
- 概要:(1)議事
- 渚橋桟橋設置計画の件(芝浦商店会)
- 概要 浮桟橋新設計画(幅約9m、奥行約6.4m、喫水約45cm)
主体 芝浦商店会
場所 芝浦三丁目18番地先芝浦西運河筋渚橋山側北側
利用形態地域振興のための利活用の機会及び場の提供
公益的な利活用の機会及び場の提供
- 表記計画について、前回会議までの経緯説明。
- 芝浦商店会から依頼の会員団体各位への意見照会によって寄せられた意見等の説明。
- 概ね賛意を示す意見等が多数を占めたが、内、懸念事項等の記載について整理し、文章および図版によって説明。
- お寄せ頂いた意見の中に懸念事項の記載のあった会員団体:芝浦一丁目町会、芝浦小学校PTA、地域交
流センター、芝漁業共同組合
(お寄せ頂いた意見の中に懸念事項の記載のなかった会員団体:芝浦二丁目町会、芝浦三·四丁目町会、
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芝浦運河ルネッサンス協議会平成19年度第5回会議(2008.2.26TUE.)資料-1
海岸二·三丁目町会、芝浦運河まつり実行委員会、運河を美しくする会)
- 現地検証の趣旨および方法説明
- 趣旨:計画地に桟橋に見立てたほぼ原寸大の平台船を仮設し、桟橋設置に伴う水域面積の変化の程度や死角の程度を再現し、それが船舶の航行に与える影響を検証する
- 今回仮設する平台船の大きさ:長さ18m×奥行7.5m×喫水1m
(計画中の桟橋の大きさ:長さ14.9m×奥行6.4m×喫水45cm) - 検証船舶 2隻
- 試行-1(Case-1)停泊している屋形船にプレジャーボート等が接近する場合の視認性の検証
- 試行-2(Case-2)屋形船が航行する際の作図死角エリアに位置するプレジャーボート等の視認性の検証
- 試行-3(Case-3)屋形船が桟橋横を通過する際の操船性の検証
- 意見交換
- 「右側航行」の原則があるものの、岸に近い側は水深が浅いことが多いため、通常は航路の中央を航行する。
- 本日使用する屋形船の寸法20m×5m、80人乗
- 風速20mを超えると航行を見合わせることが多い、屋形船の場合は10数m程度か。
- 速度や躁蛇については、法律や規制等の制度上の問題ではなく、マナーの問題ではないか。
- 東京都港湾局では「ルールづくり検討会(仮称)」で協議を重ねており、本年度で何らかのまとめを行いオープンにしてゆきたいと考えている。
- 天王洲では、都の「ルール」の成果を待ちながら、暫定的に独自のローカルルールを定め、「徐行」の表示をするなどしている。
- 芝浦でもこれまでも協議話してきたとおり、事業者さんの経験や技術、知恵知識をまとめてローカルルールの策定を目指してはどうか。
■ 概要:(2)現地検証(芝浦商店会)
- 試行検証(実際に行ったもの)
- Case-1停泊している屋形船にプレジャーボート等が接近する場合の視認性の検証
- Case-2屋形船が航行する際の作図死角エリアに位置するプレジャーボート等の視認性の検証
- Case-3屋形船が桟橋横を通過する際の操船性の検証
- Case-4屋形船が桟橋横を通過する際にプレジャーボート等と行き違う場合の操船性の検証
(現場判断による追加検証)
- 検証人員
- 屋形船 金原(設置団体会長)、中島(本協議会会長)、岩藤(設置地域町会会長)、松岡(東京海上保安部)、井上(東京都港湾局)、鈴木(港区産業振興課)、藤野(本協議会事務局連絡)、古川(撮影)、石川(躁舵)
- 小型動力船 斉藤(撮影)、榎本(躁舵)
- 五十嵐ビル護岸上芹生(撮影)
- 渚橋上 羽田、大野、関、鈴木、坂野、平野、和田、桜井、藤田(以上地元町会商店会関係)、石橋(芝漁
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芝浦運河ルネッサンス協議会平成19年度第5回会議(2008.2.26TUE.)資料-1
業協同組合)、榎本(撮影)、小泉(以上運河を美しくする会)、加藤、岩間、松山(以上芝浦アイランド街づくり推進協議会)、小林、川村、木藤(以上東京都港湾局)、山下、青木、湯川、五十嵐、村山(以上港区)、平野、加藤(以上ジール)、大野創、他多数(50名程度)
(以上敬称略)
- 以上につき4台のビデオカメラにより記録
- 屋形船上(固定アングル)、小型動力船上(手持ち)、五十嵐ビル護岸上から渚橋方向(固定アングル)、渚橋上から俯瞰(手持ち)
- 概要:(3)議事意見交換
- そもそも桟橋の有無に関わらず見通しの良好であるとは言いにくい水域であるが、これは桟橋に起因するものではなく、各所の内陸部運河に共通する現象であるため、桟橋の設置が航行の安全性に特段の支障を及ぼすとは考えられない。
- 実際の台船サイズが今回仮設されたものよりも一回り小振りとなることもあり、航行の安全性に特段の支障を及ぼすとは考えにくい。
- 視認性の点が焦点となるのであれば、「如何に視認性を高めるか」という方向で協議、調整を進めてゆくことが望ましいのではないか。
- モノレール柱脚付近での最右側通行の徹底や、対面した場合の一時停止、待合い、譲り合いなどマナーの向上をはかってゆく取り組みが求められる。
- 桟橋支柱位置の移動などの調整が可能であればより好ましいかもしれない。
【以上海上保安庁東京海上保安部ご担当総括意見(当初より出席/屋形船乗船)】
- 事前に都港湾局としても実地検証を行った。その結果、関係の船舶関係者の意見としては、桟橋設置による影響はむろん皆無ではないが、しかし設置されたからといって安全性の面で決定的な支障を及ぼすとは考えられないということであった。
- 以上のことにより、設置位置の調整などについて、より具体的な設計レベルで精査してゆけば特段の問題は生じないものとの判断をしている。
- Case-4の様に、わざわざ橋の下で行き違う必要はないのではないか、またそのようなことが確率的に日常的に起こるわけでもないであろうから、一時停止、待合い、譲り合いなど相互にマナーを持って対処すれば解決可能な問題であろうとの判断している。
【以上東京都港湾局ご担当総括意見(Case-2より出席/渚橋上)】
- 屋形船に乗船したが、第一印象として素人目には見にくいかなという印象であったが、しかしそれは設置された桟橋に起因するものではなく、かつまたプロフェッショナルな的確な操船技術や豊富な経験などによって充分にカバーされていると理解された。
- 桟橋をより目立つようにすることで視認性の向上を図るなど、具体的な対応策について協議を重ねながら、より安全な方向が見いだせるのではないかと思う。
【以上港区ご担当総括意見(Case-1より出席/屋形船乗船)】
- 検証中にもあったが小型の動力船が飛ばしてくることもあり、今後そのようなケースも増えることと予想される。
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芝浦運河ルネッサンス協議会平成19年度第5回会議(2008.2.26TUE.)資料-1
- 急激に舵を切った場合、船尾が振られ、桟橋に寄りついてしまう。
- 屋形船の前と後ろでは見え方が違うが、橋の下で行き違うということは毎日起こることではないので、注意して、譲り合って航行すれば安全は確保できるのではないかと感じた。
- CASE-3で外側に孕むところが不安点。
- ボートスクールで教えている。
- 地域の知恵を集めてローカルルールを作成し、周知することが必要に思う。
- (内陸部の運河に共通の問題として)あってもなくても見えにくい、是非船宿さんたちの経験や知識をまとめてローカルルールというかたちになればこんなすばらしいことはない。
- 夜間の視認性を高めることは考えておく必要はあるだろう。
- 喫水が低い方がむしろ見えにくい。
- ある条件の下で可となる、その条件整理を進めてゆけばどうだろうか。
○ その他
- 本日の検証等をふまえご意見等あれば、2月14日(木)までにFAX03-3451-2961(芝浦三·四丁目町会事務所)
- 次回協議会開催予定2月26日(火)14時または15時から
- 「ベイエリアパワーアッププロジェクト」(芝浦港南地区総合支所)の取り組みの説明(芝浦港南地区総合支所地区政策課)
(以上)
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芝浦運河ルネッサンス協議会平成19年度第5回会議(2008.2.26TUE.)資料-2
(仮称)渚橋桟橋計画の件
1)概要(既配布資料参照)
2)会員団体からの意見等(別添付資料参照)
3)関係部局等打合経緯概要
(2007年)
4月17日 (火)役員会
5月7日(月)東京都漁業協同組合連合会
9日(水)港漁業協同組合
10日(木)芝漁業協同組合
14日(月)芝浦運河ルネッサンス協議会(平成19年度第1回)
15日(火)役員会
6月19日 (火)役員会
22日(金)東京都港湾局事前調整会議(港湾整備部計画課)
29日(金)芝漁業協同組合
7月5日(木)港漁業協同組合
# 芝漁業協同組合
# 東京都漁業協同組合連合会
# 東京湾遊魚船業協同組合
# 東京港運協会
10日(火)東京都港湾局全体調整会議(港湾整備部計画課、港湾経営部管理課、同水面管理課、東京港管理事務所、東京港防災事務所)
11日(水)東京海上保安部(航行安全課)
17日(火)役員会
18日(水)東京港運協会
19日(木)港区
20日(金)東京モノレール
24日(火)芝浦運河ルネッサンス協議会(平成19年度第2回)
31日(火)芝漁業協働組合
8月8日(火)芝漁業協働組合
21日(火)役員会
30日(木)芝漁業協働組合
9月4日(火)港漁業協働組合·東京都漁業協同組合連合会
13日(木)東京都漁業協同組合連合会
18日(火)役員会
10月1日(月)芝漁業協同組合
2日(火)港漁業協同組合
10日(水)会員団体への意見照会(〜18日(木))
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16 日 (火) 役員会
24 日 (水) 芝浦運河ルネッサンス協議会(平成 19 年度第 3 回)
11 月1 日 (木) 漁業協同組合(組合員)
16 日 (金) 役員会
14 日 (水) 漁業協同組合(組合員)
20 日 (火) 東京都漁業協同組合連合会
〃 役員会
21 日 (水) 東京都港湾局(港湾整備部計画課、技監)
12 月13 日 (木) 港漁業協同組合
18 日 (火) 役員会
(2008 年)
1 月15 日 (火) 役員会
22 日 (火) 役員会
〃 漁業協同組合(組合員)
23 日 (火) 東京海上保安部(航行安全課)
28 日 (月) 調整会議
30 日 (水) 漁業協同組合(組合員)
31 日 (木) 東京海上保安部(航行安全課)
〃 東京都港湾局(港湾整備部計画課)
〃 調整会議
〃 東京港運協会
〃 東京都漁業協同組合連合会
〃 港漁業協同組合
〃 芝漁業協同組合
2 月 4 日 (月) 芝浦運河ルネッサンス協議会(平成 19 年度第 4 回、現地検証)
11 日 (月祝) 役員会
14 日 (木) 意見照会期日
19 日 (火) 役員会
21 日 (木) 漁業協同組合(組合員)
23 日 (土) 役員会
26 日 (火) 芝浦運河ルネッサンス協議会(平成 19 年度第5回)
(以上)
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