平成23年度第1回会議2011-07-11

芝浦運河ルネサンス協議会
平成23年度第1回会議議事次第

 

日時      2011(H23)年7月11日(月)15:00〜17:00

場所       港区男女共同参画センター学習室C(4階)

1.開会

2.前回会議報告(平成22年度第3回会議/2011.3.22TUE.)(資料-1)

3.会務事項

  • 平成22年度活動報告 (資料-2)
  • 平成22年度会計報告 (別紙)
  • 平成23年度活動計画 (資料-3)
  • 会費納入依頼

4.各種事案

  • 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲に処(すみか)つくり」について(運河を美しくする会)(別紙)
  • 「芝浦運河まつり(第8回)」開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
  • 水域航行安全に関する取り組みについて
  • 東京都運河ルネサンス事業関係規程の運用(東京都港湾局港湾整備部計画課)について(資料-4)

5.各種報告

  • 芝浦朝市開催について (芝浦商店会)
  • 協働会館の現地保存利活用について (芝浦海岸町会商店会連絡協議会)

6.その他
7.閉会

(以上)

 

芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-1

前回会議(平成22年度第3回会議)議事要旨

  • 日時 2011年(平成23年)3月22日(火)15:00〜17:00
  • 場所港区芝浦港南区民センター集会室1、2(2階)
  • 出席者中島恭男、加藤肇一、岩藤文彦、羽田順一、金原時成、大野家俊 地元町会商店会

榮田宏光(芝浦アイランド自治会)                       マンション自治会

石川威夫(石川丸)、石橋芳和(石橋丸)(以上芝漁業協同組合)   漁業協同組合

加藤秀治(運河を美しくする会)、榎本茂(海塾)                  団体等

齋藤雅代(港湾整備部計画課)             東京都港湾局(オブザーバー)

四童子元宏、石川憲一(以上芝浦港南地区総合支所協働推進課)、福地広識(産業·地域支援部産業振興課)       港区(オブザーバー)

藤野雅統、大野創                                                   事務局

(以上敬称略)

  • 議事要旨
  • 前回会議議事要旨確認
  • 平成22年度年会費納入状況(会計担当)
  • 1名の未納会員あり、早期の納入をお願いします。
  • 役員改選について(毎3年)に伴う副会長選任について
  • 前回会議(H22-3/2011.3.22)決定事項である芝漁業協同組合の副会長就任に関して、保留事項となっていた会員団体を代表する個人の選定について、石橋芳和氏の就任表明があり、出席会員団体一同の賛同を得て決定。
  • 本年度の役員構成

会長(1名)                                            中島恭男

副会長(1名以上5名以内)岩藤文彦、羽田順一、金原時成、大野家俊、石橋芳和

会計(1名以上2名以内)加藤肇一

監査役(1名以上2名以内)坂野喜雄、平野博司    (以上敬称略、氏名順不同)

  • 「イカダ方式による芝浦運河の生き物の棲み処つくり」について(運河を美しくする会)
  • (本年度(H22)概要)渚橋桟橋から「人工浅場」2基および「竹箒」4〜5本を吊り沈め、水棲生物の定着状況を調査、観察をおこなった。7月〜2月の間、毎月専門家による調査をおこない、2ヶ月に一度地域住民一般を対象とした観察会(水中カメラ観察会、ミニレクチュア、等)を開催した。過年度から継続してきている芝浦小学校の環境学習とも連携。2010年度「東京ガス環境おうえん基

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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-1

金」助成事業。平成22年度〜24年度の3ヶ年の継続的な取組を予定。

  • (次年度(H23)概要)同じく渚橋桟橋をフィールドとし、本年度は「人工浅場」の他「竹箒」を主体とした調査、観察をおこなう計画。「マイほうき」等の位置づけで、より積極的に芝浦小学校の環境学習とも連携を図りたい。今年度も「東京ガス環境おうえん基金」助成応募を予定。
  • みなとケーブルTVでの放送を見た視聴者から、ライフジャケットの着用の提案があった。
  • 「特定外来種」のメダカや二枚貝の棲息が確認された。ちなみに「特定外来種」は、飼うことは無論のこと、移動させること(持ち帰る、余所に放す、等)も禁止されている。その他運河にはグッピーやミドリガメ等の外来種もいる。
  • 芝浦運河まつり(第8回)の開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
  • 10月2日(日)(10:00〜17:00)の1日のみの開催。具体的な内容、等については、2月末に運河まつり実行委員会の役員が集まり、開催の方針を確認した段階。詳細は今後詰めてゆくことになるが、概ね昨年度と同様となる見込み。今後随時WG部会長から情報は提供してゆく。
  • 水域の安全航行に関する取り組みについて
  • 天王洲では計19枚の「徐行」横断幕を掲示。2万円/枚、+デザイン費。
  • 今後本協議会としては石橋副会長をヘッドとして、設置箇所、設置枚数、費用、等について詰めてゆく。
  • 費用としてとりあえず20〜30万円程度を目安として本協議会が負担すること、およびその運用については石橋副会長に管理を委ねること、以上2点について出席会員団体の賛同を得て決定。
  • 設置は「芝浦運河まつり」までに完了することを当面の目標とする。また、費用については、引き続き行政(都港湾局)の負担も求めて行くこととする。
  • 運河ルネサンス連絡会(第3回、2011.02.1513:20〜17:00)について
  • 現在、都内4区の5箇所において活動している運河ルネサンス協議会が集まり、相互の親睦や連携を図る会。東京都港湾局港湾整備部計画課主催。今回の水上視察会は、2艇の動力船に分乗して5地区を視察し、それぞれの取り組みについて説明、意見交換をおこなった。
  • 参加者:芝浦地区(港区)、品川浦天王洲地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、港区、品川区、中央区(欠席:朝潮地区(中央区)、豊洲地区(江東区)、江東区、大田区)
  • 視察後に意見交換。合同イベントの開催など相互の連携を図ってゆきたい、イベント開催時の各種届出等に際しての行政間あるいは行政内の連携を希望したい、行政の対応に地域差があるようにも感じられる、等。
  • 計画課より、運河ルネサンス事業関連規程の改定についての事案提起あり(→別紙4参照)。次回連絡会において踏み込んだ意見交換をしたい。

(各種意見)

  • 新しい街·豊洲のパワー、勝島運河の護岸を利用した花畑、等、各地域の個性を感じた。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-1

  • 品川区には「水とみどりの課(都市環境事業部)」という専門のセクションがあり、地元行政団体として水域の環境整備に力を入れている。勝島運河では、内部護岸を含む水域周辺一帯を公園として整備している。
  • 新芝運河の水質改善事業について(東京都港湾局)
  • (概要)運河底に溜まっている汚泥の腐敗による臭気を低減するために、2010年12月に、新芝運河藻塩橋南側(ナショナルコート東側)水域に、低酸素環境でも活動できるバクテリアを混入したペレット状の薬剤を散布。
  • 現在は水温の低い時期のため全体として臭気が下がっていることもあり、効果は判然としない。
  • 薬剤のせいかどうか、水鳥が減った気がする、という声を聞いた。
  • ちなみに同様の問題に対して、立会川(勝島運河)では、ジェットマシンによって水を撹拌し、底部の汚泥に酸素を送り込む実験をしている。この方式は、立会川(勝島運河)のように事実上船舶の航行がない水域では可能であるが、回遊型となっている芝浦の運河での実現は困難であり、地域の特性に見合った方策を探る必要がある。
  • 新芝橋オープンカフェについて(芝浦商店会)
  • 本年(H23)1月末で本年度の営業を終了。次年度(H23)はゴールデンウイーク明けに再開する予定。
  • 大阪商工会議所シンポジウム参加発表について(芝浦商店会)
  • 過日、大阪での勉強会において、芝浦商店会の取り組みの事例紹介をおこなってきた。大阪商工会議所、NPO、大阪府、大阪市の部長級、その他広範な参加者があった。
  • 「水都大阪」を掲げ、中之島〜大阪湾間の回遊性を活かした水上バスの就航や、市営の渡し船、本年度(H22)中の新規カフェ開設、等、積極的かつアグレッシブな取り組みがおこなわれている様子であった。
  • 総体としては民主導の印象が強く、ややもすると官主導とも見えることもある東京とは対照的とも感じられた。
  • 芝浦協働会館の現地保存利活用に関する取り組み(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
  • 港区有形文化財に指定。平成23年度から4〜5ヶ年かけて適切な保存、改修を施す計画。次年度(H23)の予算は付いている(ただし金額未確認)。
  • 歴史や文化、地域の先輩方の営みを伝える財産として、大切にしてゆきたい。映画を撮りたいという高名な映画監督の声もある。
  • その他(入会希望の意向のあった団体について)
  • 過日、水域事業者5者による団体設立の連絡があり、その後本協議会への入会を希望している旨の意向が伝えられたことを受け、当該団体会員との意見交換をおこない、また本協議会役員会で協議したが、結論的には「まちづくりの一環として運河ルネサンス協議会を位置付ける」という本協議会のスタンスとは多少指向を異にするとのことで、協議会への参加は希望しないこととなった。
  • 最後にひとこと
  • (東京都港湾局計画課)運河を美しくする会の取り組みは、東京都としてもとても興味を持ってお

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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-1

 

り、ありがたく思います。今年も運河まつりたのしみにしています。

  • (港区協働推進課)支所協働推進課は次年度に多少の組織変更が予定されていますが、これまでどおり取り組んでゆきます。地震の影響でお祝い事は多少の自粛ムードがありますが、一刻も早く平常に戻ることのできるよう努力してゆきたいと思います。
  • (港区産業振興課)地震の影響で、現状のところ区主催の各種イベントの開催については流動的です。オープンカフェは再開初日には行きます。その他、様々に商店会振興に努めてゆきます。
  • (芝浦アイランド自治会)芝浦アイランドは四周が運河ですので本協議会の取り組みには積極的に参加してゆきたく思っています。子どもに声を掛ける等々、お手伝いすることがあれば遠慮なくお声掛けください。
  • (芝漁業協同組合)水域施設の利用者、所有者、利用目的、等の実態の把握は大切だと思います。また、取り決めや取り交わし事項がある場合には、書面や覚え書き等で残してゆく方がよいのではないかと思います。
  • (芝浦三·四丁目町会)右へ倣え的な自粛はいかがなものでしょうか。やるべきこと、やらなくてはならないこともあると思います。
  • (海岸二·三丁目町会)そもそも大阪は商業の町、太閤殿下の町ですから、先の大阪の活気の話は分かるような気がします。
  • (芝浦商店会)オープンカフェは、年間180日しか営業できませんが、朝、昼もやる予定ですので宜しくお願いします。また来年度(H23)は「朝市」も開催したいと思っており、具体的なことが決まりましたらお知らせいたしますので、こちらについても宜しくお願いします。

(以上)

 

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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-2

 

平成22年度活動報告

 

  • 芝浦運河まつり(第7回)(芝浦運河まつり実行委員会)
  • 10月3日(日)に開催
  • 翌4日(月)夜の部開催
  • 「イカダ方式による芝浦運河の生き物の棲に処(すみか)つくり」について」(運河を美しくする会)
  • 通年
  • 新芝運河沿緑道オープンカフェ試行実験(芝浦商店会)
  • 通年
  • 芝浦朝市の開催に向けた協議、調整(芝浦商店会、五団体連絡協議会)

本年度より通年で開催開始

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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第1回会議(2011.7.11MON.)資料-4

東京都運河ルネサンス事業関係規程の運用(東京都港湾局港湾整備部計画課)について

東京都港湾局港湾整備部計画課より説明のあった事項(以下4点)
1.水域占用許可申請前の水域利用事業者の合意形成について
2.水域占用許可事業者のルネサンス協議会への加入について
3.水域占用許可の変更について

4.水域占用許可施設の使用実績報告について

経緯        2011年2月運河ルネサンス連絡会において当局より説明あり2011年3月芝浦運河ルネサンス協議会において当局より説明あり次回運河ルネサンス連絡会における協議を経て最終決定

※以下事務局補足メモ

1.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置する場合の、事前の周辺の水域利用事業者との合意形成を図るための方策について。

2.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した事業者や所有者、それを借りている事業者に、運河ルネサンス協議会への入会を求めることについて。

3.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した後に、設置した事業者や所有者、それを借りている事業者の変更、あるいは用途や面積、施設等の変更をする場合の取り扱いについて。

4.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した後の、利用実体を把握するための方策について。

(以上)

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