平成23年度第2回会議2012-03-27
芝浦運河ルネサンス協議会
平成23年度第2回会議議事次第
日時 2012(平成24)年3月27日(火)14:30〜16:30
場所 港区芝浦港南区民センター集会室1、2(2階)
1.開会
2.前回会議報告(平成23年度第1回会議/2011年7月11日(月)) (資料-1)
3.会務事項
- 会費納入依頼
- 他
4.各種事案
- 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲に処(すみか)つくり」について(運河を美しくする会)(別紙)
- 「芝浦運河まつり(第9回)」開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
- 水域航行安全に関する取り組みについて(別紙)
- 東京都運河ルネサンス事業関係規程の運用(東京都港湾局港湾整備部計画課)について(資料-2)
- 他
5.各種報告
- 「運河ルネサンス連絡会(第4回)」参加報告(2011年11月16日(水)) (別紙)
- 協働会館の現地保存利活用について (芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 他
6.その他
7.閉会
(以上)
芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第2回会議(2012年3月27日(火))資料-1
前回会議(平成23年度第1回会議)議事要旨
- 日時 2011年(平成23年)7月11日(月)15:00〜17:00
- 場所港区男女共同参画センター学習室C(4階)
- 出席者中島恭男、加藤肇一、岩藤文彦、羽田順一、金原時成、大野家俊 地元町会商店会
榮田宏光、葉室敏子、堀場宏子(以上芝浦アイランド自治会) マンション自治会
石川威夫(石川丸)、石橋芳和(石橋丸)(以上芝漁業協同組合) 漁業協同組合
加藤秀治(運河を美しくする会)、能瀬興一(海塾) 団体等
樋口友行、大橋むつみ(以上港湾整備部計画課) 東京都港湾局関係(オブザーバー)
白井隆司、四童子元宏、石川憲一(以上芝浦港南地区総合支所協働推進課)、福地広識(産業·地域支援部
産業振興課)、榎本茂(区議) 港区関係(オブザーバー)
藤野雅統、大野創 事務局
(以上敬称略)
- 議事要旨
- 前回会議議事要旨確認
- 平成22年度活動報告
- 確認。
- 平成22年度会計報告
- 承認。
- 繰越金の一部を水域航行安全に関する取り組みに支出する予定。(後述)
- 平成23年度活動計画
- 確認。
- 平成23年度年会費納入状況(会計担当)
- 1名の未納会員あり、早期の納入をお願いします。
- 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処(すみか)つくり」について(運河を美しくする会)
- 【概要】渚橋桟橋をフィールドとした水棲生物の定着状況の調査、研究、観察、環境学習会で、2010
年度からの継続的な取り組み。
- 昨年度(平成22)は、渚橋桟橋から「人工浅場」2基および「竹箒」4〜5本を吊り沈めておこなったが、
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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第2回会議(2012年3月27日(火))資料-1
本年度(平成23)は「竹箒」を主体とした調査、観察をおこなう計画。「マイほうき」等の位置づけで、より積極的に芝浦小学校の環境学習とも連携を図りたい。今年度も「東京ガス環境おうえん基金」助成を受けることができた。
- 地域との連携を密にし、プロセスや成果を地域と共有できるようにお願いします。また安全に配慮し、ゴミ等を発生させないようにおこなってください。
- 芝浦運河まつり(第8回)の開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
- 当初10月2日(日)(10:00〜17:00)の1日のみの開催を予定していたが、協賛企業さんから休日では参加しづらいため平日にも何かのイベントを開催して欲しい旨の要望があったため、翌3日(月)の夕方(17:00~21:00を想定)に、カナルカフェでお楽しみ券を使えるようにし、合わせ運河クルーズを開催することを検討している。具体的な内容、等についての詳細は今後詰めてゆくことになるが、2日(日)の内容は概ね昨年度と同様となる見込み。
- 3日(月)夜の運河クルーズ開催の件ははじめて聞いた。細やかな情報提供をお願いしたい。
- 夜間の運河クルーズであることに特別の配慮が必要ではないか。また、カナルカフェも開かれることから、アルコール摂取の後の乗船に危険はないか。
- まずクルーズにご案内し、その後にカナルカフェで楽しんでいただく手順を考えている。また過度にアルコール摂取をしている方のクルーズ乗船はお断りすることになるだろう。
- 水域の安全航行に関する取り組みについて
- 現在、本協議会として石橋副会長をヘッドとして、図案、設置箇所、設置枚数、費用、等について詰めている段階。作業にあたっては特定の人間に負担が集中しないための配慮が必要。
- 前々回の会議(平成22年度第3回/平成23年3月22日(火))においてご承認いただいた費用(20〜30万円程度を目安)の有効な利活用をはかってゆく。
- 設置は「芝浦運河まつり」までに完了することを当面の目標とはしているが、なかなか時間が取れないのが実情であり、期日については流動的である旨ご了承願いたい。また、新芝運河(南筋、ナショナルコート前あたり)に東京都港湾局による徐行啓発横断幕もあることから、何らかの費用負担も可能ではないでしょうか。運河ルネサンスご担当の計画課では資金根拠が得られにくければ、その他のセクションに話を回していただく等、弾力的なご対応をお願いしたいところです。
- 設置に際しては、東京都に屋外広告物等に関する条例等(※1)や、景観上のデザインや色調等に関するガイドライン等(※2)があるはずなので、事前の調整が必要。また、橋、遊歩道、等の設置場所の所有者、管理者(多くは東京都または港区)との協議も必要。
※1東京都屋外広告物条例および同施行規則(後日確認)
※2東京都景観色彩ガイドライン(同)
- 東京都運河ルネサンス事業関係規定の運用について(東京都港湾局)
- 【概要】2011年2月の運河ルネサンス連絡会、および同年3月の芝浦運河ルネサンス協議会において当局より打診があった以下4点。
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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第2回会議(2012年3月27日(火))資料-1
1.運河ルネサンス事業の枠組みを利用して水域占用許可を受けようとする事業者は、申請前に当該水域利用事業者との間での合意形成を義務付ける。
2.運河ルネサンス事業の枠組みを利用して水域占用許可を受けた事業者は、当該地区の運河ルネサンス協議会への加入を義務付ける。
3.運河ルネサンス事業の枠組みを利用して水域占用許可を受けた内容(名義、目的、規模、設置者と使用者、等)に変更がある場合には、改めて当該運河ルネサンス協議会に諮り意見交換の上意見書の発行を受けることを義務付ける。
4.運河ルネサンス事業の枠組みを利用して水域占用許可を受けた水域占用許可施設の使用実績報告の提出を義務付ける。
- 役員会で協議を重ねてきた。いずれも趣旨については概ね理解できるものの、各種作業を地元協議会で行なうとなると、負担が増えすぎる感が否めない。
- 以下、個別の意見。
1.合意形成は必要であるし、本協議会でもそのように運営してきているが、どの範囲の事業者を対象とするのか(水は繋がっている)、関係者全員の賛同が必要であるのか過半数で良いのか、等々、具体的な運用方法についての検討が必要ではないか。ちなみに類似の例として、一定規模以上等の建物の工事に際して建主に対して開催が義務付けられている「近隣説明会」があるが、これは「開催すること」が義務付けられているだけで、「合意を得ること」が求められているわけではない。(そのため、開催しさえすれば手続き的にOKとなってしまい、法の趣旨が見えにくい、言い逃れの材料となってしまう、等々の声が聞かれることも事実であるが。)
2.運河ルネサンス事業の枠組みの中で施設を設置するのであるから、運河ルネサンス協議会の意向を知っておいて貰わなければならないことは理解するが、運河ルネサンス協議会の会員は原則として「団体」であることを求めている(個人あるいは一企業等の加入は認めない)こととの整合性をどうするか(会則を改めればよいだけのことではあるが)、あるいはオブザーバー参加を求めるに止めるか、等々、具体的な運用方法についての検討が必要ではないか。
3.一定の前提条件(名義、目的、規模、設置者と使用者、等)のもとにおいて、運河ルネサンス協議会において意見交換をおこない意見書を発行した上で水域占用許可を受けたのであるから、その前提条件が変わるのであれば再度運河ルネサンス協議会に諮ることは当然である。ただし、前提条件が変わったのか否かについて地元協議会で把握することは困難である。むしろ毎年の水域占用許可更新時に、都港湾局サイドで変更の有無をチェックし、変更のある場合は協議会の意見書を添付するよう指導すれば良いのではないか。
4.運河ルネサンス事業担当セクションとして使用実績を把握したいことは理解するが、これらの提出および取りまとめの作業を地元協議会で請けるには負担が大きすぎる。3.同様、都港湾局サイドで更新時に添付を求めれば済むのではないか。
- これを機に、様々なことについてクリアにしておくことが好ましい。ただしこれを地元協議会で取り組むには荷が重く(労力、個人情報保護、等)、また、きわめて行政手続き的な性格を帯びた事柄とも思われることもあり、ぜひ東京都港湾行政の一環として取り組んでいただきたい。本日の会議で結論を得るべき性格のものでもないため、以後継続的に協議してゆくこととする。
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- 芝浦朝市開催について(芝浦商店会)
6月12日(日)から、新芝橋南西の遊歩道(カナルカフェの出る場所)で毎週日曜日の午前10時~12
時の間に「芝浦朝市」を開催中。地元の青果店や「銀座農園(株)」さんの協力で、茨城県他の被災地を中心とする農作物を販売中。これからますます暑くなる季節、時間帯ですが、皆様よろしくお願いします。
- 被災地支援としては微々たる取り組みではあるが、今、地域の日常生活の延長上において継続可能なことを積み重ねてゆきたい。「頑張る」のは、被災地の人々ではなく、被災地を支え応援する私達の側である。
- 芝浦協働会館の現地保存利活用に関する取り組み(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 現在、芝浦海岸町会商店会連絡協議会(五団体)役員(≒本協議会役員)を中心とする地域の代表者と、港区との間で継続的に意見交換を進めているところで、およその方向性が見えつつある段階である。今後共様々なチャンネルで逐次報告をしてゆく。
(以上)
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芝浦運河ルネサンス協議会平成23年度第2回会議(2012年3月27日(火))資料-2
東京都運河ルネサンス事業関係規程の運用(東京都港湾局港湾整備部計画課)について
A:2011年2月に東京都港湾局港湾整備部計画課より説明のあった事項(以下4点)
A1.水域占用許可申請前の水域利用事業者の合意形成について
A2.水域占用許可事業者のルネサンス協議会への加入について
A3.水域占用許可の変更について
A4.水域占用許可施設の使用実績報告について
経緯2011年2月運河ルネサンス連絡会において当局より説明あり2011年3月芝浦運河ルネサンス協議会において当局より説明あり2011年7月芝浦運河ルネサンス協議会において意見交換
B:2011年11月に東京都港湾局港湾整備部計画課より説明のあった事項(以下2点)
B1.年間活動報告·次年度年間活動計画の報告
B2.月間活動報告·月間活動計画の報告
経緯2011年11月運河ルネサンス連絡会において当局より説明あり
※以下事務局補足メモ
A1.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置する場合の、事前の周辺の水域利用事業者との合意形成を
図るための方策について。
A2.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した事業者や所有者、それを借りている事業者に、運河ル
ネサンス協議会への入会を求めることについて。
A3.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した後に、設置した事業者や所有者、それを借りている事
業者の変更、あるいは用途や面積、施設等の変更をする場合の取り扱いについて。
A4.は、例えば水上レストランや桟橋等を設置した後の、利用実体を把握するための方策について。
B1.は、毎年度末に、運河ルネサンス協議会から、東京都港湾局に提出、という案。
B2.は、毎月末に、運河ルネサンス協議会から、東京都港湾局に提出、という案。
(以上)
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