平成27年度第1回会議2016-03-15

芝浦運河ルネサンス協議会
平成27年度第1回会議議事次第

 

⽇時  2016(H28)年3⽉15⽇(⽕)15:00〜16:30

場所   港区芝浦港南地区総合⽀所区⺠協働スペース多目的室1

1.開会

2.前回会議報告(平成26年度第1回会議/2015年3⽉17⽇(⽕))      (資料-1)

3.会務事項

4.各種事案·報告

  • 新規⼊会希望者について
  • 東京都港湾局のお取り組みについて(東京都港湾局港湾整備部計画課)
  • 会員団体のお取り組みについて(三井不動産投資顧問、運河を美しくする会、芝浦⼯業⼤学、他)
  • 「芝浦運河まつり(第13回)」開催について(2016年9⽉25⽇(⽇)全⽇、26⽇(⽉)⼣⽅〜夜)(芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会、同WG部会)
  • 「東京クルーザイクル」試⾏実験について(⼀般社団法⼈まちふねみらい塾) (別紙)
  • 協働会館の現地保存利活⽤について(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)

5.その他

6.閉会

(以上)

 

芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

前回会議(平成26年度第1回会議)議事要旨

 

  • ⽇時2015年(平成27年)3⽉17⽇(⽕)15:00〜17:00
  • 場所港区芝浦港南区⺠センター2階集会室
  • 出席者中島恭男、加藤肇⼀、岩藤⽂彦、⽻⽥順⼀、藤⽥克⼆、⼤野家俊、⾦原時成地元町会商店会

⽯橋芳和(以上芝漁業協同組合)                      漁業協同組合

塩野正明、池⽥久美⼦(以上運河を美しくする会)          団体等

荻⽥忠伸(以上芝浦⼯業⼤学)                        研究教育機関

⼩澤正典、⼩菅美沙⼦(以上東京都港湾局港湾整備部計画課)東京都港湾局(オブザーバー)

市川健太郎、古川⼀郎(以上港区芝浦港南地区総合⽀所協働推進課)                                            港区(オブザーバー)

藤野雅統、⼤野創                              事務局

(以上敬称略)

  • 議事要旨
  • 会⻑挨拶、⾃⼰紹介(略)
  • 前回会議報告(平成25年度第2回会議/2014年3⽉18⽇(⽕))(略) (事務局)
  • 芝浦運河まつり(第12回)開催について (芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会)
  • (実⾏委員会)2015(H27)年9⽉27⽇(⽇)全⽇、28⽇(⽉)⼣⽅〜夜で予定。⼀昨年から開催⽇を、原則として「毎年9⽉末の⽇曜⽇全⽇、⽉曜⽇夜」と決めました。今年も後援を宜し

くお願いします。また、関係各位のご理解、ご協⼒を宜しくお願いします。

詳細は未定ながら、例年どおりの内容となる⾒込みで、今後ワーキンググループ(WG部会)の意⾒交換を経てをつめてゆく予定。

  • (会員)地域のお店や団体、⼤学、PTA、等、地域の⽅々の出展や出店、出演が多いことはありがたいことである。
  • (会員)他地域の類似イベントではテキ屋さんと思しき「プロ」が「商売」をしに来ている例も散⾒されるのに⽐べると、⼿作りのイベントであることがよくわかる。ところで以下私⾒ながら、

各種模擬店やブースが⼤⼈向けのものが⼤半で、⼦どもを対象としたものが少ないように感じる。

⼀部には例えば東京都港湾局や芝浦⼩学校PTAのブースでは⼦供向けのゲームなどをやっているが、もう少し⼦ども目線の遊びの要素があっても良いのではないか。

  • (会員)「芝浦祭り(芝浦三·四丁目町会、芝浦商店会)」や「芝浦⼦どもまつり(芝浦⼩学校⽂化祭)」で、「ロボット操作体験」や、学⽣によるジャズバンド演奏をしたことがある。運河まつ

りに関しても「ロボット操作体験」や「紙⾶⾏機⼯作体験」などの出展が可能かもしれない。関係の部署や研究室に話を持ちかけてみる。

  • (会員)地域の企業さんによる「ヨーヨー釣り」や、⻘年部による「バルーンアート(棒風船)」をやったこともあるので、いろいろ考えることはできるだろう。
  • (会員)他所のイベントのことは分からないが、⾏政からの助成を受けて開催されるイベントであからさまなテキ屋さんの姿が目につくのは好ましいとは思えない。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

  • 本年度決算⾒込み(未確定)について (会計)
  • 収⼊の部:前期繰越⾦955,013、今期会費収⼊200,000、受取利息84、計1,155,097⽀出の部:事務局⽴替⾦等の集計が未了のため未確定
  • 事務局⽴替⾦等の集計を終えて最終的な決算とします。

 

  • 運河ルネサンス協議会連絡会(第7回)開催報告 (東京都港湾局)
  • 【概要】計5地区(芝浦地区(港区)、品川浦·天王州地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、朝潮地区(中央区)、豊洲地区(江東区))の運河ルネサンス協議会会員および関係区職員が出席し、およそ年1回程度開催。
  • 【開催概要】2014(H26)年12⽉1⽇(⽉)10:00〜12:00、東京港管理事務所同建設事務所(港南)3階⼤会議室。運河ルネサンス地区協議会計5地区(芝浦地区(港区)、品川浦·天王州地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、朝潮地区(中央区)、豊洲地区(江東区))の運河ルネサンス協議会会員、および関係区職員(港区、品川区、中央区、江東区)の他、⼤⽥区、東京都産業労働局観光課ご担当が出席。本協議会からは藤野が出席(中島、⽯橋は所要で⽋席)。

各5地区の活動紹介の後、意⾒交換。「運河の安全航⾏について」、「2020年を⾒据えた⽔辺の活性化について」、等をテーマとしながら、闊達な意⾒交換がおこなわれた。

  • (出席者)電話番号118番は、海や川における110番であるが、⼗分に知られているとは感じられず、また通報を受けて現場に出向いてもすでに⼿遅れであることが多く、あまり有効に機能していない感じがしている。
  • (港湾局)本来的には海上保安部の案件ではあるが、東京都としても引き続き調査、観測を続け、実態を把握してゆく予定である。
  • (出席者)⽔域⽔上タクシーの話があるが、(⽐較的に航⾏の⾃由度がある)乗員13名以下では採算が合わないのではないだろうか。また、乗り降りに使う桟橋を開放するにしても、誰もが⾃由に使ってよいという訳ではなく、資質、能⼒、品性、等が問われられなくてはならないだろう。
  • (港湾局)⽔域の航⾏標識の件。河川域において統⼀的に使⽤されている航⾏表⽰を、港湾域においても使⽤できないか、検討を始める。
  • (出席者)河川域で設置されている航⾏表⽰は、活動エリアの異なる港湾域の⼈たちはほとんど知らないのではないか。また河川域においても効果的に順守されているとは感じられない。⼀瞬減速するが、多くはそのままのスピードでやり過ごしているのが実情ではないか。
  • (港湾局)河川域における航⾏標識の有効性等については、東京都としても調査、観測を⾏い、港湾域に掲⽰した場合の効果等について判断し、また周知徹底してゆく予定である。
  • (出席者)勝島·浜川·鮫洲地区の「花街道」は地域の⽅々のボランタリーな活動の成果であり、景観としてもとても美しい。品川浦·天王洲地区には、計画中のものも含めて多くの桟橋等が設置されており、活⼒を感じる。
  • (出席者)運河沿遊歩道の⼿摺等に蔓性の植物を絡ませることを期待している。これは、景観を整えるという意味合いのみならず、都⼼部において低下しがちな緑被率を⾼め、また夏季における護岸の⾼熱化すなわち運河の⽔温の上昇を防ぐ、等々の効果が期待されるのではないか。ただし東京都における内部護岸の設置目的は旧来の護岸の構造的な補完であり、その上部を歩⾏等の⽤に供するべく地元区が整備し維持運営をしている実情からして、管理等の区分け等に留意する必⽤があるかもしれない。
  • 運河を美しくする会のお取り組みについて (運河を美しくする会)
  • 昨年度(H25年度)は「環境おうえん基⾦」の助成を得られない1年となっていたため、若⼲の活動規模縮⼩を余儀なくされながらも、芝浦⼩学校4年⽣対象の環境学習を継続してきたが、本年度(H26年度)は頂戴することができた。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

  • 芝浦⼩学校での取り組みとして、通称「カニ護岸」の潮だまりに砂を⼊れ、汚濁の進んでいた⽔底の再⽣をおこなった。その際、砂を多めに⼊れた「浅場」(⽔深が浅い)と、少なめに⼊れた「深場」(⽔深が深い)の2種を作り分け、半年程度後に、運が本体と合わせて3種類の⽔環境の⽐較調査をおこなった。結果としては、⽔底の砂は浅場のものが⼀番きれいであること、⽔底の酸素量は深場より浅場で⾼く、浅場の⽔環境が良いこと、がわかった。またシジミの飼育調査では、深場より浅場の⽅で多く⽣き残り、成⻑が良いことがわかった。
  • 7⽉には芝浦アイランドを対象に親⼦観察会を開催。
  • 9⽉の芝浦運河まつりで、運河の⾒所スポットや好きな場所等についてアンケートをおこなった。現在集計中であるが、概感としては開放感のある場所が好まれているように感じた。

 

  • 芝浦⼯業⼤学のお取り組みについて (芝浦⼯業⼤学)
  • 本会に⼊会して3年目となり、諸事感謝している。本学としてはまちづくり系の教員である前⽥英寿教授(デザイン⼯学科建築·空間デザイン領域都市デザイン研究室)と桑⽥仁准教授(同都市プランニング研究室)が中⼼となり、市⺠講座や地域に密着した課題設定、芝浦運河まつりへの出展、等によって、地域とコミットした活動を⼼がけており、今後ともよろしくお願いしたい。
  • 昨年度同様に本年度も芝浦〜東京港湾部の歴史について「市⺠公開講座」を開催し、その⼀環として運河〜東京湾の視察クルーズを開催して多くの参加者を得た。

また、なぎさ通り沿いに掲⽰板を設け、学内外の各種の活動やイベント等について、地域の⽅々に対して情報発信をしてきた。ご興味のあるものがあれば、どうぞご遠慮なくお問い合わせいただき、ぜひともご参加ください。

 

  • 「協働会館」の現地保存利活⽤に関する取り組みについて(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
  • 港区指定有形⽂化財建造物(平成21年10⽉21⽇指定)。今後の利活⽤の目的、スケジュール、等についての港区よりの発表は以下のとおり。

利活⽤の目的

1.地域⽂化の継承のために

旧協働会館を⼤切に保存し、公開などの⽂化的活⽤に努めることで、地域⽂化を将来世代に継

承します。

2.地域のコミュニティ形成のために

旧協働会館を新旧住⺠のコミュニティ形成の場として再⽣し、既存の⽂化的価値に新たな価値

を付加して、地域に還元します。

3.区⺠協働による地域事業のさらなる推進のために

旧協働会館を区⺠協働の成果や、特産品などを展⽰·紹介·販売する場として活⽤し、より⼀層

の協働の進展と地域のにぎわい創出につなげます。

4.2020年を⾒据えた観光振興のために

旧協働会館を国内外に地域の歴史·⽂化を発信する拠点(観光資源)として、2020年とその先

を⾒据えて保存·利活⽤します。

スケジュール

2014(平成26)年度                                 整備計画策定

2015(平成27)年度                                 基本設計

2016(平成28)年度〜2017(平成29)年度               実施設計

2017(平成29)年度〜2019(平成31)年度           改修⼯事

2020(平成32)年度                         供⽤開始(東京オリンピック開催)

  • (会員)正⾯に向かって右⼿⽅向(南側、現東京都所管駐⾞場⽅向)に8m程度曳家をする計画であるとのことで、その分の⼟地の取得等について東京都と港区都の間で協議をしている、と聞いている。内外の改修計画については漏れ聞こえてくることはあるが、正式な話は伺っていない。例

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

年芝浦⼯業⼤学の学⽣課題として取り上げていただいていることはありがたいことである。

  • 最後にひとこと(略)

(以上)

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