平成30年度第1回2018-05-15
芝浦運河ルネサンス協議会
平成30年度第1回会議議事次第
⽇時 2018(H30)年5⽉15⽇(⽕)15:00〜17:00
場所 港区芝浦港南地区総合⽀所区⺠協働スペース多目的室1
1.開会
2.前回会議報告(平成28年度第2回会議/2017年3⽉21⽇(⽕)) (資料-1)
3.会務事項
- 役員改選について
- 役員交代およびそれにともなう規約⼀部改正について
- 他
4.各種事案·報告
- 会員団体のお取り組みについて
(運河を美しくする会、芝浦⼯業⼤学、三井不動産投資顧問、浜松町ビルディング運営協議会、他)
- ⾏政のお取り組みについて (東京都港湾局港湾整備部計画課、港区)
- 運河ルネサンス協議会連絡会開催報告(2⽉16⽇(⽊)) (東京都港湾局港湾整備部計画課)
- 他地区運河ルネサンス協議会のお取り組みとの連携について(東京都港湾局港湾整備部計画課)
- 「芝浦運河まつり(第15回)」開催について(2018年9⽉31⽇(⽇)全⽇、10⽉1⽇(⽉)⼣⽅〜夜)(芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会、同WG部会)
- 協働会館の現地保存利活⽤について (芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 他
5.その他
6.閉会
(以上)
芝浦運河ルネサンス協議会平成30年度第1回会議(2018.5.15TUE.) | 資料-1 |
前回会議(平成28年度第2回会議)議事要旨
- ⽇時 2017年(平成29年)3⽉21⽇(⽕)16:00-‘-’17:30
- 場所港区芝浦港南地区総合⽀所区⺠協働スペース多目的室1
出席者
中島恭男、加藤肇⼀、岩藤⽂彦、坂井清、藤⽥克⼆、⼤野家俊、櫻井泉
地元町会商店会
⽯橋芳和(以上芝漁業協同組合) 地元漁業協同組合
栗⼭由美(以上芝浦アイランド⾃治会) 地元マンション⾃治会
塩野正明、池⽥久美⼦(以上運河を美しくする会) 地元関係団体
有本貴史、平井⼀歩(以上芝浦⼯業⼤学) 地元教育研究機関
丸⼭明彦、吉⽥洋⼦(以上三井不動産投資顧問) 地元マンション管理者
⾼橋尚弘、内藤正克、江村彩
(以上浜松町ビルディング運営協議会)地元再開発協議会
佐藤⾼志(以上海上保安庁東京海上保安部航⾏安全課) 海上保安庁(オブザーバー)
⼩野正揮、⽻沢幸司、武⽥晶穂
(以上東京都港湾局港湾整備部計画課)東京都(オブザーバー)
村岡(以上⽇建設計) 地元再開発事業設計担当者(説明担当)
藤野雅統、⼤野創 事務局
(以上敬称略)
- 議事要旨
- 開会、会⻑挨拶、⾃⼰紹介(略)
- 前回会議報告(平成28年度第1回会議/2016年9⽉20⽇(⽕))(略)
- 浜松町ビルディング運営協議会から (浜松町ビルディング運営協議会)
- (参考)
名称:浜松町ビルディング運営協議会
構成員:NREG東芝不動産株式会社(代表者)、野村不動産株式会社(事務局)
目的:浜松町ビルディング(旧東芝ビルディング)⼀帯の再開発にともなう⽔辺の賑わい施設の
設置および運営
- 再開発事業の現在の状況は、5-‘-‘6⽉を目途に東京都都市整備局に提出する都市計画提案の細部を詰めている段階。それをふまえて同時期に以下の計画概々要が発表される⾒込み。ただし正式発表までの間は情報が独り歩きしないようにお願いいたしたく、また、お配りした配布資料も終了後に回収させていただきたくご協⼒お願いします。
敷地⾯積約40,000㎡
建物 延べ⾯積約540,000㎡低層部で連結されたS棟、N棟のツインタワー
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芝浦運河ルネサンス協議会平成30年度第1回会議(2018.5.15TUE.) | 資料-1 |
⽤途 低層部:商業施設上層部:S棟:事務所·ホテル、N棟:事務所·住宅
運河利⽤芝浦運河内に、南側から「桟橋」、「ステージ」(以上古川⽔門内)、「川床」(古川⽔門外)、
以上3台の⽔上施設による⽔辺の賑わいの創出
内部護岸の連続性の確保や新芝浦橋の架け替え、⽇の出地区との連携、等による
芝浦⼀丁目側と海岸⼆丁目側の回遊性の創出
- ⼯事⼿順は、現段階では、まず現浜松町ビルディング南側にS棟を建設(⼀次計画:2023年度末と想定)、次いで現浜松町ビルディングを取り壊し、その跡地にN棟を建設(⼆次計画:2029年度末と想定)、と想定。
- 本協議会においては2019〜2021年の2ヶ年程度をかけてご協議いただきたく、またその結果を「意⾒書」としてお取りまとめいただきたく、宜しくお願いします。
- (会員)運河の利活⽤については古川の船宿さんと協議をしながら進めていると伺っているがご反応等はいかがか。
- (運営協議会)⽔上施設については当初は「ないならない⽅がよい」という雰囲気も感じないわけではなかったが、現在は時代の流れとして前向きな協議ができていると理解している。ただし、⽔上施設の出幅によっては船が航⾏しづらいのではないか、イベント時に⽔上バイク等が集まってきて危険ではないか、等の懸念は共有されいる。前者については今後詳細を詰めながら検討する、後者については安全確保のための運⽤⽅法を検討する、等で調整中。
- (会員)構想案にある「ステージ」、「川床」は、運河内にパイル(杭)を打ち込んで「床」を構築するものと伺っているが、それはすなわち運河を埋め⽴てて⼟地を造成することと同じであるとも了解できる。例えば隅⽥川等に⾒られる川床状のテラスは⽔⾯まで張り出していない。港湾と河川の違いはあるにせよ、運河の恒常的な⼟地的利⽤を認めて良いものか、疑問が残る。
- (港湾局)現在のところでは法的には問題なく進めることは可能であろうと⾒ている。
- (会員)例えばこの「ステージ」、「川床」の上にマンションを建てて経営することも可能なのか。
- (港湾局)⽔上施設の設置の可否は、その利⽤形態や構造形式、寸法等によって総合的に判断されることになるが、現段階では必ずしもそれが固まっている状態ではないため、今後それらを詰めてゆく段階で総合的に判断してゆくことになる。
- 運河を美しくする会から (運河を美しくする会)
- 産学連携の⼀環として芝浦⼩学校4年⽣5クラスを対象に出張授業を開催している。芝浦アイランドの通称「カニ護岸」での活動は東京海洋⼤学·佐々⽊研究室(海洋政策⽂化学)が中⼼となっておこなっている。
- 児童数の増に伴って、全般に⼿が回りにくくなりつつある状況にある。
- 芝浦⼯業⼤学から (芝浦⼯業⼤学)
- 次年度(2017年度)前期の公開講座「港区芝浦港南地区総合⽀所主催公開講座·知⽣(ちい)き⼈養成プロジェクト芝浦港南百景」を開催予定。芝浦港南地域を散策して特徴的な風景を写真撮影し、撮影した写真を持ち寄って発表し合い意⾒交換をおこなう予定。
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芝浦運河ルネサンス協議会平成30年度第1回会議(2018.5.15TUE.) | 資料-1 |
- 来年(2018年)4⽉に現在芝浦キャンパスにある建築系学科は、豊洲キャンパスに移転し建築学部として集約される予定。
- 三井不動産投資顧問から (三井不動産投資顧問)
- アイランド桟橋の設置者·所有者·管理者の⽴場から、東京都「運河ルネサンスにおける⽔辺の賑い推進プログラム(試⾏)について」に即した企業活動の状況について発表。
- 東京海上保安部から (海上保安庁東京海上保安部航⾏安全課)
- 海難防⽌とルール·マナーの周知徹底が2本の柱。巡視艇による巡視やマリーナ等での講習会等をおこなっている。その他⾈運の活性化に向けて東京都港湾局とも連携。
- 東京都港湾局から (東京都港湾局港湾整備部計画課)
- 運河ルネサンス協議会連絡会を2⽉16⽇(⽊)10:00-12:00、東京港管理事務所分室3階⼤会議室(⽇の出)で開催した。全5地区協議会の内4地区(芝浦、品川浦·天王洲、勝島·浜川·鮫洲、豊洲。朝潮は⽋席)と4区(港、江東、品川、太⽥)の担当課が出席。⾏政や各地区の取り組みや現況について報告し、意⾒交換。
- 芝浦運河まつり(第14回)開催について (芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会)
- 10⽉1⽇(⽇)10:00-17:00、翌2⽇(⽉)17:00-21:00で開催予定。今年も関係各位のご理解、ご協⼒、ご⽀援を宜しくお願いします。ちなみに開催⽇は、原則として「9⽉末の⽇曜⽇全⽇、⽉曜⽇夜」と決めているが、今回は各種関係⾏事やカレンダーの都合で10⽉初頭ととなった(前週末⽔辺フェスタ(⽀所)、次週末みなと区⺠まつり(区))。
- 会場は、新芝橋周辺「第⼀会場」、東⼯⼤キャンパスイノベーションセンター前「第⼆会場」、および昨年好評であった芝浦⼯業⼤学ピロティ「こどもひろば」、以上計3会場。芝浦⼯業⼤学さんには⼀昨年の第12回からリモコンロボットの対戦ゲーム体験を提供していただいており⼤好評。巷間⾔われるところの若い⼈たちの⼯学·技術離れ対策にも役⽴つものと期待される。
- 前回(第13回)は、前⽇の⾬の影響か運河の⽔が多少濁っていた。今回は晴天を期待すると共に、東京都さんには運河の⽔質改善を図ってほしい。
- ⼦どもたちが増えている地域でもあり、WGにも若⼿に加わっていただき、新しい視点や⼦育ての目線等を意識した運営をしてゆきたい。
- 「協働会館」の現地保存利活⽤に関する取り組みについて(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 港区指定有形⽂化財建造物(平成21年10⽉21⽇指定)。今後の利活⽤の目的、スケジュール、等についての港区よりの発表は以下のとおり。
利活⽤の目的
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芝浦運河ルネサンス協議会平成30年度第1回会議(2018.5.15TUE.) | 資料-1 |
1.地域⽂化の継承のために
旧協働会館を⼤切に保存し、公開などの⽂化的活⽤に努めることで、地域⽂化を将来世代に継
承します。
2.地域のコミュニティ形成のために
旧協働会館を新旧住⺠のコミュニティ形成の場として再⽣し、既存の⽂化的価値に新たな価値
を付加して、地域に還元します。
3.区⺠協働による地域事業のさらなる推進のために
旧協働会館を区⺠協働の成果や、特産品などを展⽰·紹介·販売する場として活⽤し、より⼀層
の協働の進展と地域のにぎわい創出につなげます。
4.2020年を⾒据えた観光振興のために
旧協働会館を国内外に地域の歴史·⽂化を発信する拠点(観光資源)として、2020年とその先
を⾒据えて保存·利活⽤します。
スケジュール
2014(平成26)年度 整備計画策定
2015(平成27)年度 基本設計
2016(平成28)年度〜2017(平成29)年度 実施設計
2018(平成29)年度〜2019(平成31)年度 改修⼯事(現在年度)
2020(平成32)年度 供⽤開始(東京オリンピック開催)
- 会⻑挨拶、閉会
- (会⻑)運河の⽔質改善については数⼗年の単位でお願いをし続けている。その間要望し続けてきた⽔再⽣センターの処理⽔を芝浦側に流すなどの対策の実現を、試⾏実験的でも良いからお願いしたい。
(以上)
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