平成28年度第1回会議2016-09-20

芝浦運河ルネサンス協議会
平成28年度第1回会議議事次第

 

⽇時  2016(H28)年9⽉20⽇(⽕)15:00〜16:30

場所   港区芝浦港南地区総合⽀所区⺠協働スペース多目的室1

1.開会

2.前回会議報告(平成27年度第1回会議/2016年3⽉15⽇(⽕))       (資料-1)

3.会務事項

  • 昨年度会計報告
  • 本年度活動計画

4.各種事案·報告

  • 新規⼊会希望者について (NREG東芝不動産株式会社、野村不動産株式会)
  • 会員団体のお取り組みについて (運河を美しくする会、芝浦⼯業⼤学、三井不動産投資顧問、他)
  • ⾏政のお取り組みについて (東京都港湾局港湾整備部計画課、同港湾経営部経営課、港区)
  • 他地区運河ルネサンス協議会のお取り組みとの連携について
  • 「芝浦運河まつり(第13回)」開催について(2016年9⽉25⽇(⽇)全⽇、26⽇(⽉)⼣⽅〜夜)(芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会、同WG部会)
  • 協働会館の現地保存利活⽤について (芝浦海岸町会商店会連絡協議会)

5.その他

6.閉会

(以上)

 

芝浦運河ルネサンス協議会平成28年度第1回会議(2016.9.20TUE.) 資料-1

 

前回会議(平成27年度第1回会議)議事要旨

  • ⽇時2016年(平成28年)3⽉15⽇(⽕)15:00〜17:00
  • 場所港区芝浦港南区⺠センター2階集会室
  • 出席者中島恭男、加藤肇⼀、岩藤⽂彦、坂井清、藤⽥克⼆、⼤野家俊、櫻井泉地元町会商店会

⽯橋芳和(以上芝漁業協同組合)                      漁業協同組合

太⽥智⼀郎(以上芝浦アイランド⾃治会)        地元マンション⾃治会

池⽥久美⼦(以上運河を美しくする会)                    関係団体

荻⽥忠伸、茂⽊あづさ、平井⼀歩(以上芝浦⼯業⼤学)  教育研究機関

丸⼭明彦、⽊本洋⼀郎(以上三井不動産投資顧問) 地元マンション管理者

⼩澤正典、⼩菅美沙⼦(以上東京都港湾局港湾整備部計画課)東京都港湾局(オブザーバー)

⼭本睦美(以上港区芝浦港南地区総合⽀所協働推進課) 港区(オブザーバー)
⾦井治、井組正嗣(以上NREG東芝不動産)、四居淳(以上野村不動産)⼊会希望者(オブザーバー)

藤野雅統、⼤野創                                  事務局

(以上敬称略)

  • 議事要旨
  • 開会、会⻑挨拶、⾃⼰紹介(略)
  • 前回会議報告(平成26年度第1回会議/2015年3⽉17⽇(⽕))(略)
  • 新規⼊会希望者について (NREG東芝不動産株式会社、野村不動産株式会)
  • (⼊会希望で本⽇オブザーバー参加の企業について)NREG東芝不動産株式会社(以下東芝不動産)、野村不動産株式会社(以下野村不動産)以上2者。両者の資本関係は2015年以降現在、東芝不動産株の持株⽐率において、東芝不動産5︓野村不動産95(以前は35︓65)。
  • (⼊会希望の要旨)現在芝浦⼀丁目に建っている「東芝ビルディング」の建替えの計画があり、これに関連して計画地東に隣接する芝浦運河の⽔域を利⽤した⽔辺の賑わいを創出したいという希望を持っている。その実現のためには東京都運河ルネサンス事業の枠組みの中で計画する必要があり、当該⽔域を対象区域に含む貴協議会に⼊会して、様々に連携し、先⾏する知⾒等について情報交換をしながら進めてゆきたいと考えている。また、計画地周辺はオフィスが多く週末の⼈出が少ないといった実情があり、これの解消についても地元町会商店会との連携を図ってゆくことが効果的であろうとも考えている。
  • (計画の概要)計画は現在、ごく初期的な段階にあり、国による東京圏国家戦略特区に⼿を挙げている状況である。今後都市計画決定等の法定⼿続きを経て、⼯事の完了するのは今後15年程度先(2030年頃)と⼀応の想定はなされてはいるが、規模、⽤途、等が⾒通せていない現段階においては、さほど根拠のある目処ではないことはご理解いただきたい。公表されている事業概要としては「周辺開発との連携による、⽔辺の賑わいの創出、⾈運の活性化、先端⽔素技術の発信等による観光·ビジネス交流拠点の整備」であり、現在における⼀応の設定は、敷地⾯積は約40,000㎡、主要⽤途は事務所、ホテル、住宅、商業施設、等、であり、これらと共に⽔辺の賑わいや⾈運拠点としての運河利⽤も想定されている。

ちなみに、周辺地域では「世界貿易センタービルの建替え」、「⽵芝エリアの再開発」が進⾏中であるが、これに本計画を加えて、3つのプロジェクトが並⾏するイメージ。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成28年度第1回会議(2016.9.20TUE.) 資料-1

 

  • (会員)本協議会は、単独企業や個⼈の⼊会は、原則として認めていないが、例えば隣接する芝浦⼀丁目、海岸⼆·三丁目町会や近隣の船宿さん、漁組さん、等々との協⼒体制はいかがか。
  • (東芝不動産、野村不動産)計画、開発にあたってはエリアマネージメント的な発想を持って、地域との連携を図ってゆきたい。
  • (会員)いずれにせよ浜松町エリアの再開発や船宿さん、漁組さんとの接点は必須であろう。計画にあたっては、決定したものを持ち込まれてもこちらとしては何とも反応のしようがないので、

初期の段階から情報の提供をお願いしたい。そのための本協議会への⼊会希望と理解する。

  • (会員)事業の規模からいって計画の全容が⾒えていないというのは理解できる。ざっくりと15年程度の期間が想定されているということであるから、その間、多くの⼈が完成を楽しみに待って

いるような進め⽅をしていただけたらいい。

  • (会員)ハコモノと揶揄される事例もあるように、地域コミュニティとの連携、連続性、接点の⽋落した事業とならないようお願いしたい。
  • (東芝不動産、野村不動産)計画地周辺は、⼟⽇に⼈気(ひとけ)が少なく、夜も暗いことも認識している。計画にあたっては、周辺地域と連携した賑わいや回遊性を創出するなど、周辺地域の中に

位置づけることに留意したい。

  • (会員)地元の⽅々の意⾒をよく聞いて計画に反映させてください。特に⽔域事業者さんに対しては、段階段階でヒアリング·意⾒交換の場を設けていただきたい。
  • (総括)およそ趣旨了解。ただし本協議会への⼊会については、単独企業あるいは利害を⼀にする企業同⼠の連合体では認められないので、両者を会員として構成する協議会的な団体を⽴ち上げ

ていただき、その団体として⼊会いただくことになろうかと思われる。これらの具体的な協議調整や⼊会の可否については役員会に⼀任し、次回の本協議会全体会で最終的な判断をおこなうこととする。

  • 東京都港湾局から (東京都港湾局港湾整備部計画課)
  • 都知事が⾈運の活性化に⼒を⼊れていることもあり、港湾局としても前向きかつ柔軟に対処してゆく。例えばこの近辺では、⽇の出埠頭が少々さびしい状況にあり、活性化のための何らかの施策を

考える必⽤があると認識している。

  • 新芝運河沿緑道の防災船着場(新芝橋南⻄、カナルカフェの営業しているところ)を開放し、⽔上タクシーの試⾏実験をおこなうべく関係各⽅⾯と調整中である。JR駅から⾄近であること、乗降時

に楽しめる施設があること、等がこの場所が選ばれた理由。

ただしここで云う開放とは、所定の⼿続きを経て登録を受けた特定の事業者のみが都度の⼿続きなく使⽤できるという意味であって、不特定多数の誰でもが⾃由に使⽤できるというわけではない。

  • 実際に⽔上タクシーを航⾏させるのは⺠間の事業者であるが、特定の事業者に利権等が集中することがないよう、複数の事業者が集まって運営協議会的な組織を⽴ち上げ、東京都のチェックのもと

で公平、公正かつ透明な運営をおこなうこととする。

  • ⽔辺に親しむきっかけづくりの⼀環として「運河ルネサンスにおける⽔辺の賑い推進プログラム(試⾏)について」(案)を検討している。これは、例えば年間を通じての無料クルーズの提供、

等、地域コミュニティの活性化等に貢献できる活動をおこなう事業者に対して、遊歩道等のある⽔域にある係留施設等への船舶の係留を1年に限って可能とする(現在は係留不可)もの。

  • また、今後は⽔域の利⽤機会が増えるであろうことをふまえ、現在は港湾⽔域では必ずしも統⼀されているわけでない航⾏標識について、統⼀的に運⽤されている河川⽔域での標識と合わせること

も視野に⼊れ、東京海上保安部と共に検討をはじめている。

  • 三井不動産投資顧問から (三井不動産投資顧問)
  • アイランド桟橋設置者·所有者·管理者の⽴場から、過去の所有者の変遷の経緯や運⽤実態、等について、および東京都「運河ルネサンスにおける⽔辺の賑い推進プログラム(試⾏)について」

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芝浦運河ルネサンス協議会平成28年度第1回会議(2016.9.20TUE.) 資料-1

 

(案)に即した企業活動案について説明。様々な経緯や実情に即し今後ともコンプライアンスに基づく企業活動をおこなってゆく。

 

  • 芝浦⼯業⼤学から (芝浦⼯業⼤学)
  • ⼤学教育研究機能のウェイトが豊洲キャンパスにシフトしているため、地域や⾏政上の実情やイベントやシンポジウム、等、様々な活動が豊洲キャンパスにおいて開催される傾向にあり、芝浦地域

からは参加しにくい状況となり申し訳なく思っている。芝浦から豊洲まで送迎の船を出す等のアイディアがあっても良いかもしれない。

  • 地域と⼤学との連携の窓⼝である地域連携⽣涯学習企画推進課は、2016年4⽉1⽇付で豊洲キャンパスに移転した。
  • また2017年4⽉に⼤学組織の改変が予定されており、現在の建築系2学科1領域(※)が⼯学系学部から分離独⽴して統合·再編され、新たに豊洲キャンパスに集約して建築学部建築学科が開設

される予定。同時に芝浦キャンパスには学⻑室他の⼤学運営機能が戻ってくる予定。

(※2学科1領域:⼯学部建築学科(豊洲)、⼯学部建築⼯学科(⼤宮)、デザイン⼯学部デザイン⼯学科(建築·空間デザイン領域)(芝浦))

  • 運河を美しくする会から (運河を美しくする会)
  • 芝浦⼩学校の環境教育事業の⼀環として継続的にお⼿伝いしている「カニ護岸」(東京海洋⼤学佐々⽊研究室の管理)での⽣物観察会を、東京久栄·⼭岸⽒の担当により開催した。座学の担当は

元寺⽥倉庫·⼩泉⽒。

  • 次年度は「環境おうえん基⾦」の申請はおこなわないが、芝浦⼩学校の活動は継続する予定。ただし⼀部から危険ではないかとの指摘があったこともあり、次年度は「カニ護岸」に降りずに、上か

らの観察のみでおこなうことになるかもしれない。

  • 芝浦運河まつり(第13回)開催について (芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会)
  • 2016(H28)年9⽉25⽇(⽇)全⽇、26⽇(⽉)⼣⽅〜夜で開催予定。開催⽇は原則として「毎年9⽉末の⽇曜⽇全⽇、⽉曜⽇夜」と決めている。今年も関係各位のご理解、ご協⼒、ご⽀援

を宜しくお願いします。

  • 昨年芝浦⼯⼤さんのピロティをお借りして開催した「こどもひろば」がまずまずの感触を得ており、今年も宜しく便宜を図って頂ければありがたい。諸事詳細は未定ながら、例年どおりの内容となる

⾒込みで、今後ワーキンググループ(WG部会)の意⾒交換を経てをつめてゆく予定。

  • 「東京クルーザイクル」について (まちふねみらい塾(⽋席))
  • (概要:事務局代理説明)⾈と⾃転⾞を組み合わせた東京都⼼部の探訪イベント。「れきしまちコース」(⽇本橋〜隅⽥川〜佃〜築地〜芝浦(以上⾈)〜増上寺〜愛宕⼭〜皇居〜⽇本橋(以上⾃転⾞)、

試⾏を含め計3回開催)と「みらいまちコース」(⽇本橋〜隅⽥川〜有明(以上⾈)〜お台場〜豊洲〜深川〜⼈形町(以上⾃転⾞)、計2回開催)の2種コースを開催。前者のコースで渚橋桟橋を利⽤し、また芝浦商店会のご協⼒を得た。東京都産業労働局観光部「地域資源発掘型実証プログラム」事業。

  • 現在年度末に向けて実施報告書をまとめているところ。
  • 「協働会館」の現地保存利活⽤に関する取り組みについて(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
  • 港区指定有形⽂化財建造物(平成21年10⽉21⽇指定)。今後の利活⽤の目的、スケジュール、

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芝浦運河ルネサンス協議会平成28年度第1回会議(2016.9.20TUE.) 資料-1

 

等についての港区よりの発表は以下のとおり。

利活⽤の目的

1.地域⽂化の継承のために

旧協働会館を⼤切に保存し、公開などの⽂化的活⽤に努めることで、地域⽂化を将来世代に継

承します。

2.地域のコミュニティ形成のために

旧協働会館を新旧住⺠のコミュニティ形成の場として再⽣し、既存の⽂化的価値に新たな価値

を付加して、地域に還元します。

3.区⺠協働による地域事業のさらなる推進のために

旧協働会館を区⺠協働の成果や、特産品などを展⽰·紹介·販売する場として活⽤し、より⼀層

の協働の進展と地域のにぎわい創出につなげます。

4.2020年を⾒据えた観光振興のために

旧協働会館を国内外に地域の歴史·⽂化を発信する拠点(観光資源)として、2020年とその先

を⾒据えて保存·利活⽤します。

スケジュール

2014(平成26)年度                             整備計画策定

2015(平成27)年度                             基本設計

2016(平成28)年度〜2017(平成29)年度           実施設計(現在年度)

2017(平成29)年度〜2019(平成31)年度         改修⼯事

2020(平成32)年度                         供⽤開始(東京オリンピック開催)

  • (事務局)改修整備の設計者は⻘⽊茂⽒という建築家で、⼤分県のご出⾝で、現在は東京に事務所を持ち、また⾸都⼤学東京(旧東京都⽴⼤学)の教授でもある、改修設計の実績の多い⽅。
  • (会員)曳家をおこなうとのことだそうだが、建物に対しても周辺に対しても慎重に⾏ってください。
  • 港区芝浦港南地区総合⽀所から (港区芝浦港南地区総合⽀所協働推進課)
  • 今週末3⽉19⽇(⼟)にみなとパーク芝浦を会場として、<BAYAREA365DAYS>「ベイエリアの1年を振り返る展⽰·⾳楽演奏」を開催予定。このイベントは、芝浦、海岸⼆·三丁目、港南、台場のいわるるベイエリアの1年を振り返る展⽰、地域の⾳楽家による⾳楽演奏等を組み合わせた⾏事で、芝浦港南地区に新たに転⼊した住⺠を対象とする「ベイエリア講座」も同⽇開催予定。

また今回は、新芝運河遊歩道から運河を船で巡る「運河クルーズ」や、地域の拠点施設としての「みなとパーク芝浦」の魅⼒を探る「べいあっぷクイズラリー〜来て⾒て知ってみなとパーク芝浦〜」、「特別⾒学会エコ&防災から⾒る〜なるほど︕みなとパーク芝浦〜」も同⽇開催予定。なお、運河クルーズについては、⽔域事業者その他関係各位との事前調整は済んでいる。

  • 来年度は「カニ護岸」において東京海洋⼤学佐々⽊研究室が⾏う活動の⼀環として、「鉄炭団⼦」を使⽤した⽔質改善の実証実験を⾏う予定。「鉄炭団⼦」とは、使⽤済みの使い捨てカイロの中⾝(鉄、炭)他を固めたもので、これを⽔中にまくことでイオン化した鉄成分が⽔質浄化に効果がある、との研究報告がなされている。
  • 最後にひとこと(略)、閉会

(以上)

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平成27年度第1回会議2016-03-15

芝浦運河ルネサンス協議会
平成27年度第1回会議議事次第

 

⽇時  2016(H28)年3⽉15⽇(⽕)15:00〜16:30

場所   港区芝浦港南地区総合⽀所区⺠協働スペース多目的室1

1.開会

2.前回会議報告(平成26年度第1回会議/2015年3⽉17⽇(⽕))      (資料-1)

3.会務事項

4.各種事案·報告

  • 新規⼊会希望者について
  • 東京都港湾局のお取り組みについて(東京都港湾局港湾整備部計画課)
  • 会員団体のお取り組みについて(三井不動産投資顧問、運河を美しくする会、芝浦⼯業⼤学、他)
  • 「芝浦運河まつり(第13回)」開催について(2016年9⽉25⽇(⽇)全⽇、26⽇(⽉)⼣⽅〜夜)(芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会、同WG部会)
  • 「東京クルーザイクル」試⾏実験について(⼀般社団法⼈まちふねみらい塾) (別紙)
  • 協働会館の現地保存利活⽤について(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)

5.その他

6.閉会

(以上)

 

芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

前回会議(平成26年度第1回会議)議事要旨

 

  • ⽇時2015年(平成27年)3⽉17⽇(⽕)15:00〜17:00
  • 場所港区芝浦港南区⺠センター2階集会室
  • 出席者中島恭男、加藤肇⼀、岩藤⽂彦、⽻⽥順⼀、藤⽥克⼆、⼤野家俊、⾦原時成地元町会商店会

⽯橋芳和(以上芝漁業協同組合)                      漁業協同組合

塩野正明、池⽥久美⼦(以上運河を美しくする会)          団体等

荻⽥忠伸(以上芝浦⼯業⼤学)                        研究教育機関

⼩澤正典、⼩菅美沙⼦(以上東京都港湾局港湾整備部計画課)東京都港湾局(オブザーバー)

市川健太郎、古川⼀郎(以上港区芝浦港南地区総合⽀所協働推進課)                                            港区(オブザーバー)

藤野雅統、⼤野創                              事務局

(以上敬称略)

  • 議事要旨
  • 会⻑挨拶、⾃⼰紹介(略)
  • 前回会議報告(平成25年度第2回会議/2014年3⽉18⽇(⽕))(略) (事務局)
  • 芝浦運河まつり(第12回)開催について (芝浦商店会、芝浦運河まつり実⾏委員会)
  • (実⾏委員会)2015(H27)年9⽉27⽇(⽇)全⽇、28⽇(⽉)⼣⽅〜夜で予定。⼀昨年から開催⽇を、原則として「毎年9⽉末の⽇曜⽇全⽇、⽉曜⽇夜」と決めました。今年も後援を宜し

くお願いします。また、関係各位のご理解、ご協⼒を宜しくお願いします。

詳細は未定ながら、例年どおりの内容となる⾒込みで、今後ワーキンググループ(WG部会)の意⾒交換を経てをつめてゆく予定。

  • (会員)地域のお店や団体、⼤学、PTA、等、地域の⽅々の出展や出店、出演が多いことはありがたいことである。
  • (会員)他地域の類似イベントではテキ屋さんと思しき「プロ」が「商売」をしに来ている例も散⾒されるのに⽐べると、⼿作りのイベントであることがよくわかる。ところで以下私⾒ながら、

各種模擬店やブースが⼤⼈向けのものが⼤半で、⼦どもを対象としたものが少ないように感じる。

⼀部には例えば東京都港湾局や芝浦⼩学校PTAのブースでは⼦供向けのゲームなどをやっているが、もう少し⼦ども目線の遊びの要素があっても良いのではないか。

  • (会員)「芝浦祭り(芝浦三·四丁目町会、芝浦商店会)」や「芝浦⼦どもまつり(芝浦⼩学校⽂化祭)」で、「ロボット操作体験」や、学⽣によるジャズバンド演奏をしたことがある。運河まつ

りに関しても「ロボット操作体験」や「紙⾶⾏機⼯作体験」などの出展が可能かもしれない。関係の部署や研究室に話を持ちかけてみる。

  • (会員)地域の企業さんによる「ヨーヨー釣り」や、⻘年部による「バルーンアート(棒風船)」をやったこともあるので、いろいろ考えることはできるだろう。
  • (会員)他所のイベントのことは分からないが、⾏政からの助成を受けて開催されるイベントであからさまなテキ屋さんの姿が目につくのは好ましいとは思えない。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

  • 本年度決算⾒込み(未確定)について (会計)
  • 収⼊の部:前期繰越⾦955,013、今期会費収⼊200,000、受取利息84、計1,155,097⽀出の部:事務局⽴替⾦等の集計が未了のため未確定
  • 事務局⽴替⾦等の集計を終えて最終的な決算とします。

 

  • 運河ルネサンス協議会連絡会(第7回)開催報告 (東京都港湾局)
  • 【概要】計5地区(芝浦地区(港区)、品川浦·天王州地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、朝潮地区(中央区)、豊洲地区(江東区))の運河ルネサンス協議会会員および関係区職員が出席し、およそ年1回程度開催。
  • 【開催概要】2014(H26)年12⽉1⽇(⽉)10:00〜12:00、東京港管理事務所同建設事務所(港南)3階⼤会議室。運河ルネサンス地区協議会計5地区(芝浦地区(港区)、品川浦·天王州地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、朝潮地区(中央区)、豊洲地区(江東区))の運河ルネサンス協議会会員、および関係区職員(港区、品川区、中央区、江東区)の他、⼤⽥区、東京都産業労働局観光課ご担当が出席。本協議会からは藤野が出席(中島、⽯橋は所要で⽋席)。

各5地区の活動紹介の後、意⾒交換。「運河の安全航⾏について」、「2020年を⾒据えた⽔辺の活性化について」、等をテーマとしながら、闊達な意⾒交換がおこなわれた。

  • (出席者)電話番号118番は、海や川における110番であるが、⼗分に知られているとは感じられず、また通報を受けて現場に出向いてもすでに⼿遅れであることが多く、あまり有効に機能していない感じがしている。
  • (港湾局)本来的には海上保安部の案件ではあるが、東京都としても引き続き調査、観測を続け、実態を把握してゆく予定である。
  • (出席者)⽔域⽔上タクシーの話があるが、(⽐較的に航⾏の⾃由度がある)乗員13名以下では採算が合わないのではないだろうか。また、乗り降りに使う桟橋を開放するにしても、誰もが⾃由に使ってよいという訳ではなく、資質、能⼒、品性、等が問われられなくてはならないだろう。
  • (港湾局)⽔域の航⾏標識の件。河川域において統⼀的に使⽤されている航⾏表⽰を、港湾域においても使⽤できないか、検討を始める。
  • (出席者)河川域で設置されている航⾏表⽰は、活動エリアの異なる港湾域の⼈たちはほとんど知らないのではないか。また河川域においても効果的に順守されているとは感じられない。⼀瞬減速するが、多くはそのままのスピードでやり過ごしているのが実情ではないか。
  • (港湾局)河川域における航⾏標識の有効性等については、東京都としても調査、観測を⾏い、港湾域に掲⽰した場合の効果等について判断し、また周知徹底してゆく予定である。
  • (出席者)勝島·浜川·鮫洲地区の「花街道」は地域の⽅々のボランタリーな活動の成果であり、景観としてもとても美しい。品川浦·天王洲地区には、計画中のものも含めて多くの桟橋等が設置されており、活⼒を感じる。
  • (出席者)運河沿遊歩道の⼿摺等に蔓性の植物を絡ませることを期待している。これは、景観を整えるという意味合いのみならず、都⼼部において低下しがちな緑被率を⾼め、また夏季における護岸の⾼熱化すなわち運河の⽔温の上昇を防ぐ、等々の効果が期待されるのではないか。ただし東京都における内部護岸の設置目的は旧来の護岸の構造的な補完であり、その上部を歩⾏等の⽤に供するべく地元区が整備し維持運営をしている実情からして、管理等の区分け等に留意する必⽤があるかもしれない。
  • 運河を美しくする会のお取り組みについて (運河を美しくする会)
  • 昨年度(H25年度)は「環境おうえん基⾦」の助成を得られない1年となっていたため、若⼲の活動規模縮⼩を余儀なくされながらも、芝浦⼩学校4年⽣対象の環境学習を継続してきたが、本年度(H26年度)は頂戴することができた。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

  • 芝浦⼩学校での取り組みとして、通称「カニ護岸」の潮だまりに砂を⼊れ、汚濁の進んでいた⽔底の再⽣をおこなった。その際、砂を多めに⼊れた「浅場」(⽔深が浅い)と、少なめに⼊れた「深場」(⽔深が深い)の2種を作り分け、半年程度後に、運が本体と合わせて3種類の⽔環境の⽐較調査をおこなった。結果としては、⽔底の砂は浅場のものが⼀番きれいであること、⽔底の酸素量は深場より浅場で⾼く、浅場の⽔環境が良いこと、がわかった。またシジミの飼育調査では、深場より浅場の⽅で多く⽣き残り、成⻑が良いことがわかった。
  • 7⽉には芝浦アイランドを対象に親⼦観察会を開催。
  • 9⽉の芝浦運河まつりで、運河の⾒所スポットや好きな場所等についてアンケートをおこなった。現在集計中であるが、概感としては開放感のある場所が好まれているように感じた。

 

  • 芝浦⼯業⼤学のお取り組みについて (芝浦⼯業⼤学)
  • 本会に⼊会して3年目となり、諸事感謝している。本学としてはまちづくり系の教員である前⽥英寿教授(デザイン⼯学科建築·空間デザイン領域都市デザイン研究室)と桑⽥仁准教授(同都市プランニング研究室)が中⼼となり、市⺠講座や地域に密着した課題設定、芝浦運河まつりへの出展、等によって、地域とコミットした活動を⼼がけており、今後ともよろしくお願いしたい。
  • 昨年度同様に本年度も芝浦〜東京港湾部の歴史について「市⺠公開講座」を開催し、その⼀環として運河〜東京湾の視察クルーズを開催して多くの参加者を得た。

また、なぎさ通り沿いに掲⽰板を設け、学内外の各種の活動やイベント等について、地域の⽅々に対して情報発信をしてきた。ご興味のあるものがあれば、どうぞご遠慮なくお問い合わせいただき、ぜひともご参加ください。

 

  • 「協働会館」の現地保存利活⽤に関する取り組みについて(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
  • 港区指定有形⽂化財建造物(平成21年10⽉21⽇指定)。今後の利活⽤の目的、スケジュール、等についての港区よりの発表は以下のとおり。

利活⽤の目的

1.地域⽂化の継承のために

旧協働会館を⼤切に保存し、公開などの⽂化的活⽤に努めることで、地域⽂化を将来世代に継

承します。

2.地域のコミュニティ形成のために

旧協働会館を新旧住⺠のコミュニティ形成の場として再⽣し、既存の⽂化的価値に新たな価値

を付加して、地域に還元します。

3.区⺠協働による地域事業のさらなる推進のために

旧協働会館を区⺠協働の成果や、特産品などを展⽰·紹介·販売する場として活⽤し、より⼀層

の協働の進展と地域のにぎわい創出につなげます。

4.2020年を⾒据えた観光振興のために

旧協働会館を国内外に地域の歴史·⽂化を発信する拠点(観光資源)として、2020年とその先

を⾒据えて保存·利活⽤します。

スケジュール

2014(平成26)年度                                 整備計画策定

2015(平成27)年度                                 基本設計

2016(平成28)年度〜2017(平成29)年度               実施設計

2017(平成29)年度〜2019(平成31)年度           改修⼯事

2020(平成32)年度                         供⽤開始(東京オリンピック開催)

  • (会員)正⾯に向かって右⼿⽅向(南側、現東京都所管駐⾞場⽅向)に8m程度曳家をする計画であるとのことで、その分の⼟地の取得等について東京都と港区都の間で協議をしている、と聞いている。内外の改修計画については漏れ聞こえてくることはあるが、正式な話は伺っていない。例

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芝浦運河ルネサンス協議会平成27年度第1回会議(2016.3.15TUE.) 資料-1

 

年芝浦⼯業⼤学の学⽣課題として取り上げていただいていることはありがたいことである。

  • 最後にひとこと(略)

(以上)

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平成25年度第2回会議2014-03-18

芝浦運河ルネサンス協議会
平成25年度第2回会議議事次第

 

日時      2014(H26)年3月18日(火)15:30〜16:45

場所       港区芝浦港南区民センター集会室(2階)

1.開会

2.前回会議報告(平成25年度第1回会議/2013.4.16(火))            (資料-1)
3.会務事項

4.各種事案

  • 新規会員入会について
  • 現会員の名義変更およびそれに伴う規約の一部改正について(資料-2)
  • 東京海洋大学·佐々木剛准教授(海洋政策文化学科水圏環境教育研究室)のお取り組みについて
  • 「芝浦運河まつり(第11回)」開催(9月28日(日)全日、29日(月)夜)について

(芝浦運河まつり実行委員会、同WG部会)


  • 各種報告
  • 水域航行安全に関する取り組みについて(「運河内徐行航行啓発幕(横断幕)」設置報告)
  • 「運河ルネサンス協議会連絡会」(第6回、2013/12/11(水))開催および参加報告 (別紙)
  • 「豊洲クルーズ&フォーラム」(2014/3/8(土))参加報告
  • 会員団体のお取り組みについて
  • 協働会館の現地保存利活用について (芝浦海岸町会商店会連絡協議会)(別紙)

6.その他
7.閉会

(以上)

 

芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-1

前回会議(平成25年度第1回会議)議事要旨

  • 日時 2013年(平成25年)4月16日(木)15:15〜16:45
  • 場所芝浦三四丁目町会事務所2階
  • 出席者中島恭男、加藤肇一、羽田順一、藤田克二、金原時成、大野家俊、櫻井泉 地元町会商店会

榮田宏光(芝浦アイランド自治会)                         マンション自治会

石橋芳和(芝漁業協同組合)                                    漁業協同組合

竹原俊英、山岸秀樹(以上運河を美しくする会)                  団体等

石崎博、小澤正典、小菅美沙子、樋口友行(以上港湾整備部計画課)東京都港湾局(オブザーバー)

関一秀、山崎麻衣子(以上港区産業·地域振興支援部産業振興課産業振興係)、江村信行、古川一郎、安

田幸司(以上港区芝浦港南地区総合支所協働推進課)   港区(オブザーバー)

藤野雅統、大野創                                                事務局

(以上敬称略)

  • 議事要旨
  • 自己紹介(略)
  • 役員改選について(毎3年、前回改選平成22年度)
  • 役員改選の協議に入る前に、芝浦商店会から、昨年度までの会長である金原時成さんがご退任され、新会長として藤田克二さんが着任された旨の報告があった。このことをふまえて役員体制について協議した結果、商店会長の交代以外は留任ということで、以下の合意に至った。
  • 平成25年度以降の役員体制 (※末尾カッコ内は本会規約に定める定員数)

会長         中島恭男(芝浦一丁目町会)                                           (1名)
副会長岩藤文彦(芝浦三·四丁目町会)、羽田順一(海岸二·三丁目町会)、藤田克二(芝浦商店会)、

大野家俊(芝浦運河まつり実行委員会)、石橋芳和(芝漁業協同組合)                                                           (1名以上5名以内)

会計         加藤肇一(芝浦二丁目町会)                       (1名以上2名以内)

監査役坂野喜雄(芝浦三·四丁目町会)、平野博司(芝浦三·四丁目町会) (1名以上2名以内)

(以上敬称略、氏名順不同)

  • 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処つくりプロジェクト」について(運河を美しくする会)
  • 初年度平成22年度は「人工浅場」と「竹箒」との併用であったが、平成23年度、24年度(昨年度)は「竹箒」に特化し、渚橋桟橋から「竹箒」10数本を運河に吊り沈め、水棲生物の定着状況の調査、観察をおこなった。2012年度「東京ガス環境おうえん基金」助成事業。平成22年度〜24年度の3ヶ年の継続的な取組の最終年度。
  • 過年度より引き続き、定期的に専門家による調査と共に、芝浦小学校4年生を対象とする総合学

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-1

習の授業と、地域の親子を対象とした観察会との2本立てで実施。具体的には、作業(竹箒の組立、水中への吊し下げセット)や観察会(水中カメラ観察会、ミニレクチュア、竹箒を引き上げて生物の生息状況を確認、等)。

  • 竹箒1本あたり10〜15匹、×竹箒10数本、都合200〜300匹程度の水棲生物が確認された。特に、外来種の多く散見される東京港周辺の水域において、日本の在来種であるシジミ(ヤマトシジミ?)が確認されたことは「ビッグニュース」といえる。
  • 参加した子どもたちからは「もっとやりたい」、「釣りをしたい」等の声あり。以前調査の一環として国総研(国土技術政策総合研究所)の研究者がハゼ釣りをしたことがあったが、季節により適·不適がある。
  • 渚橋桟橋付近で市ヶ谷の釣り堀みたいなイメージはどうか。以前近辺でルアーをやっていた人も見かけたが危険かもしれない。歓声その他でアイランドの住人から苦情が出たことがある。
  • 釣りについては、一般論としては水域事業者との関係でフリーハンドということはできないが、環境学習や地域コミュニティ活性化といった側面から調整を図ってゆくことは可能ではないか。ただし、釣りのできる場所や時間帯、等、一定のマナーやルール作りは必要であろう。また、定期的に行うことができれば水域環境の定点観測的あるいは継続的なデータを得ることにもなるだろう。
  • 小中学生20名程度、2〜3時間程度、といった規模イメージならばそうハードルは高くないのではないか。参加者が集まるかどうか、そもそも魚が釣れるのか、等々不安要素はあるものの、まずは具体的に企画を立ててみませんか。若手諸君には宜しくお願いしたい。(実名略)
  • (主催者総括)作業に使用した竹箒は撤去済み。「竹箒方式」(水中に竹箒を吊り下げる)と「イカダ方式」(水中に砂床を吊り下げる)とでは、後者の方がより効果的と感じられた。平成25年度は、活動助成金を得られる目処がたたないため今回の取り組みは一時休止し、3ヶ年の成果を再検証して、次の機会に繋げてゆきたい。ちなみに今回の活動予算は年間100万円程度、内材料·損料等が25万円程度の予算規模であった。
  • (参考:前回·前々回議事要旨一部再掲)水質は、当日の気象条件等に拠るところが大きく、単発の調査では何とも判断しかねるが、(芝浦のみならず他地域における調査等を合わせ考えるに)一般論としては、長期スパンにおいては少しずつ改善されつつあるという感覚はある。ただし芝浦のような狭く滞りのある水域ではあまり改善の実感は得られにくいかもしれない。
  • (参考:前回·前々回議事要旨一部再掲)かねてより本協議会や町会関係で話題となっているように、芝浦水再生センターからの処理水を芝浦側に放流することを、東京都として部局横断的に真剣に検討いただきたい。
  • (参考:前回·前々回議事要旨一部再掲)運河に適度な水流があることは水環境維持の観点からは重要である。適度な水流とは「水底に堆積してゆかない程度」。水底のこの堆積物(ヘドロ等)が悪臭の原因となる。勝島運河他で大型のジェットマシンを設置し、人工的に水流を発生させて水を撹拌し、底部の汚泥に酸素を送り込む試行実験をおこなっており、一定の成果を得ている。ただしこの方法がすべての運河域に対応可能なわけではなく、例えば芝浦のような狭く回遊型の運河域では、船舶の航行に支障があったり、単に堆積物をかき混ぜるだけになったりすることが予見されるために設置困難と考えられ、地域の特性に見合った方策を探る必要がある。

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-1

  • 東京海洋大学·佐々木剛准教授(海洋政策文化学科水圏環境教育研究室)のお取り組みについて
  • (趣旨説明:事務局代理説明)東京海洋大学の研究フィールドや「生き物の棲み処観察プロジェクト」の一環として、通称「カニ護岸」(芝浦4-19地先汐溜まり)において、水質検査や生物調査を各年6回程度おこなう。東京都、港区、東京海洋大学、近隣の小中高、および地域住民の協働で開催する。参加学校等:芝浦小学校、港南小学校、港南中学校、三田高等学校、山脇学園中·高等学校、東海大学付属高輪高等学校、および各校保護者ならびにPTA。実施期間:平成25年4月〜26年3月。
  • 1回に数十人の子どもたちが2ヶ月に1度の頻度で浅場に入ると、浅場が荒れるのではないか。また、予算その他の関係で短期で終わってしまうような場当たり的な取り組みでないようお願いしたい。
  • 4年間の継続を見越した計画であると伺っている。ご担当の佐々木先生は環境学習がご専門とのことで、浅場を荒らす等の心配はいらないと理解している。(都港湾局計画課)
  • 子どもたちのためになる取り組みでとしてぜひ進めていただきたい。できうるならば都度の説明や、終了時の報告等により、得られた知見、成果等を地域に開示、還元していただければありがたい。
  • 「芝浦運河まつり(第10回)」開催について
  • 9月29日(日)全日、30日(月)夜を予定。この両日は至近の港区スポーツセンターで開催される第68回国民体育大会東京大会のなぎなた競技の開催日程(9月29日(日)、30日(月)、10月1日(火))と重なっており、相乗効果も見込めるのではないかと、港区教育委員会とも協議して決まった。
  • 詳細は未定ながら、例年どおりの内容となる見込みで、今後計7回程度のワーキンググループ(WG部会)を開催してつめてゆく予定。
  • 後述の「運河内徐行航行啓発幕(横断幕)」を、メインステージ前、都港湾局ブース、新芝運河沿い遊歩道手摺、新芝橋欄干、等に掲示予定。
  • 「WCT秋祭り」(ワールドシティタワーズ(港南)、品川浦·天王洲地区運河ルネサンス協議会)との連携について
  • (趣旨·状況説明:都港湾局計画課)芝浦と品川浦·天王洲地区の両運河ルネサンス協議会間の連携の一環として、例年同様な時期に開催されてきている「芝浦運河まつり」と「WCT秋祭り」との間で、例えば未だ雑駁な「思いつき」レベルの例ではあるがシャトルボートを航行する等について、天王洲地区運河ルネサンス協議会会長およびWCT自治会長と「お話し」をしてみた。
  • 地域連携は大事なテーマであり、何かの行動を起こしてゆくことは賛成。ただし結論ありきで拙速な展開には避けたい。特に芝浦·海岸地区と港南地区とは、まちや自治会、協議会の成り立ちが違うことに配慮が必要。
  • 入会希望者について

 

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-1

  • 過日芝浦工業大学より入会希望の打診があった。芝浦キャンパス内に「地域連携·生涯学習センター」、およびそれを事務レベルで担当するセクション「地域連携·生涯学習企画推進課」を立ち上げ、都市計画を専門とする2つの研究室が具体的に取り組む体制となり、今後積極的に地域にコミットしてゆきたい、とのこと。
  • 同大学豊洲キャンパスでは春秋年2回程度「船カフェ」の試行実験を行っている。芝浦キャンパスでは港区と連携した市民講座などを開催してきており、運河の視察クルーズ等を行いたい旨の意向を伺っている。
  • 地域の資産として大学および学生のマンパワーを積極的に活かしてもらいたい。ただし何らかの事業目的等を持って入会し、その目的が達成されたら退会、あるいは名前だけの会員となるのでは困る。継続的な活動をいただけることを強く希望したい。
  • 基本的には入会を歓迎することで合意に至った。ただし上記の継続性との関係で、学校法人としての大学そのものとして入会することになるのか、芝浦学事部(芝浦キャンパス)としてなのか、あるいは研究室としてなのか、等、について、摺り合わせは必要。それについては事務局および役員会に一任する。
  • 水域の安全航行に関する取り組みについて
  • 昨年(2012年)8月15日に、「運河内徐行航行啓発幕(横断幕)」を計4箇所に設置した。
  • 設置より1年近く経ったが、当初より想定していたとおり、目に見える形で設置の効果が現れているわけではない。特にこれまでの間は秋から冬にかけての期間であり、これから夏に向かう今年の状況を見守ってゆきたい。
  • 今年の「芝浦運河まつり」(第10回、2013.9.29(日))において、メインステージ前、都港湾局ブース、新芝運河沿い遊歩道手摺、新芝橋欄干、等に掲示予定。(昨年も予定していたが、荒天により「芝浦運河まつり」そのものが中止となってしまった)
  • 「運河ルネサンス協議会連絡会」(第5回、2012/11/15(木))参加報告
  • 2012年11月15日(木)開催。品川浦·天王洲(品川区·港区)、勝島·浜川·鮫洲(品川区)、朝潮(中央区)、豊洲(江東区)、および芝浦(港区)の以上5地区の運河ルネサンス協議会の連絡会で、年1回程度開催。今回は品川浦·天王洲地区の取り組みについて、同地区の視水域の察クルーズを行った後に、各地域の取り組みを紹介しながら意見交換をおこなった。
  • 各地区に共通するのは、水域の利用の前提となる安全航行に対する取り組みが必要であるとの認識。品川浦·天王洲、豊洲、および芝浦において「運河内徐行航行啓発幕(横断幕)」が設置されている。
  • 豊洲地区運河ルネサンス協議会から、芝浦のカナルカフェの車の貸し出し可能性についての打診あり。野外での飲食提供は天候次第の側面が強く、単純な営利目的なモチベーションでは無理が多い、等々の経験をお伝えした。芝浦協働会館の現地保存利活用に関する取り組み(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-1

 

  • 港区指定有形文化財建造物(平成21年10月21日指定)。平成23年度から4〜5ヶ年かけて適切な保存、改修を施す計画であったが、東北大震災(平成23年3月)の影響による区の事業見直しの中で「(文化や芸術に関することは)緊急性が低い」との意見も一部にあり、「小休止状態」であったが、昨年度(平成24年度)の予算で屋根シートの張り替えと、床下への通気ファンの設置がおこなわれており、「現状維持」といった状況。
  • 最後にひとこと(略)

(以上)

 

 

 

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-2

芝浦運河ルネサンス協議会規約

(名称)

第1条この会は、芝浦運河ルネサンス協議会(以下『協議会』という)と称します。

(目的)

第2条本協議会は、地域の豊かな水と緑や文化などの地域性を活かし、安全で快適な生活環境を創り出すため、この地域に関わる人達が、自ら調査や研究提案を行い、行政と協力しあい、“運河を活かしたまちづくり”を推進することを目的として設置します。

(地域)

第3条本協議会は、別紙『地域図』の範囲をまちづくりの対象とします。

(事業)

第4条本協議会は、目的を達成するために次のとおり、計画策定、協議及び連絡調整を行います。

(1)各町会、自治会、その他各種団体等のまちづくり活動との連絡調整に関すること。

(2)地域住民等の参加によるまちづくり基本計画の策定、及びその実現に関すること。

(3)地域のまちづくり意識を高めるための広報·イベント活動等に関すること。

(4)その他、目的を達成するために必要な事業に関すること。

(会員)

第5条本協議会の会員および賛助会員は、会の趣旨に賛同して入会し、会の円滑な運営に協力する、地

域内の町会及び商店会その他地域活動を行う諸団体、並びに近隣企業等とします。

2会員および賛助会員をもって、本協議会の構成員とします。

3本協議会における意志決定は、第2条の趣旨に則り、会員および賛助会員相互の誠意を持った協議をふまえておこないます。

(入退会)

第6条本協議会への入退会は、個々の団体·企業等の任意とし、特別な事由のない限り、既会員はこれを

妨げないものとします。

(会費)

第7条会員および賛助会員は、会費を納入しなければなりません。

2会費の額、納入方法については別に定めます。

3本協議会の認めた会員および賛助会員については、会費の減免を認めることができます。

4納付された会費については、返還できないものとします。

(役員)

第8条本協議会は、次の役員をおきます。

(1)会長1名

(2)副会長1名以上5名以内

(3)会計1名以上2名以内

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芝浦運河ルネサンス協議会平成25年度第2回会議(2014.3.18TUE.)資料-2

(4)監事1名以上2名以内

2役員は、会員の互選とし、会員を代表するまたはそれに準じる個人とします。

3会長は、本協議会を代表し、会務を総理します。

4副会長は、会長を補佐して会務を掌握し、会長に事故あるいは欠員のあるときには、その職務を代理します。

5会計は、会計を掌握します。

6監事は、会務及び会計を監査します。

(任期)

第9条役員の任期は2年とします。ただし、再任は妨げません。

2役員の中途退任における補欠役員の任期は、前任者の残任期間とします。

(機関)

第10条本協議会は、総会及び役員会の各機関をおきます。

2各機関の構成については別に定めます。

(部会)

第11条本協議会は、部会をおくことができます。

2部会の構成については別に定めます。

(経費)

第12条本協議会の経費は、会費及びその他の収入をもって充てます。

(会計年度)

第13条本協議会は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日をもって会計年度とします。

(事務局)

第14条本協議会は、会務その他を取り扱うため、事務局をおきます。

2事務局員は、役員会において会員の中から選出し、会長が指名した若干名によって構成します。

(その他)

第15条この規約に定めるものの他、本協議会の運営等について必要な事項は、協議によって定めます。

附則

1この規約は、平成17年4月1日から施行します。

2平成22年4月26日一部改正。

3平成25年3月18日一部改正。

(以上)

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