平成24年度第1回会議2012-08-09
芝浦運河ルネサンス協議会
平成24年度第1回会議議事次第
日時 2012(H24)年8月9日(月)15:00〜17:00
場所 港区男女共同参画センター集会室3(4階)
1.開会
2.前回会議報告(平成23年度第2回会議/2012.3.27(火)、会議資料の一部訂正あり)(資料-1)
3.会務事項
- 平成23年度活動報告(資料-2)
- 平成23年度会計報告(別紙)
- 平成24年度活動計画(資料-3)
- 会費納入依頼
- 他
4.各種事案
- 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処(すみか)つくりプロジェクト」について
(運河を美しくする会)
- 水域航行安全に関する取り組みについて(別紙)
- 「芝浦運河まつり(第9回)」開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
- 他
5.各種報告
- 芝浦朝市開催について(芝浦商店会)
- 協働会館の現地保存利活用について(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 他
6.その他
7.閉会
(以上)
芝浦運河ルネサンス協議会平成24年度第1回会議(2012.8.9THU.)資料-1
前回会議(平成23年度第2回会議)議事要旨
- 日時 2012年(平成24年)3月27日(火)14:30〜16:30
- 場所港区芝浦港南区民センター集会室1、2(2階)
- 出席者中島恭男、加藤肇一、岩藤文彦、羽田順一、金原時成、大野家俊、平野博司 地元町会商店会
榮田宏光、小粥朝枝(以上芝浦アイランド自治会) マンション自治会
石川威夫(石川丸)、石橋芳和(石橋丸)(以上芝漁業協同組合) 漁業協同組合
加藤秀治、山岸秀樹(以上運河を美しくする会) 団体等
樋口友行、大橋むつみ(港湾整備部計画課) 東京都港湾局(オブザーバー)
石川憲一(芝浦港南地区総合支所協働推進課) 港区(オブザーバー)
藤野雅統、大野創 事務局
(以上敬称略)
- 議事要旨
- 前回会議議事要旨確認
- 出席者訂正
誤:福地広識(オブザーバー港区産業·地域支援部産業振興課)
正:倉持尚弘(オブザーバー港区産業·地域支援部産業振興課)
- 「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処つくりプロジェクト」について(運河を美しくする会)
- 過年度は「人工浅場」と「竹箒」との併用であったが、本年度は「竹箒」に特化し、渚橋桟橋から「竹箒」18本を運河に吊り沈め、水棲生物の定着状況の調査、観察をおこなった。7月以降、定期的に専門家による調査をおこない、また、芝浦小学校4年生を対象とした校外学習として計5回の授業または現地作業、および地域住民一般を対象とした観察会(水中カメラ観察会、ミニレクチュア、等)計4回を開催し、延べ7〜800名程度の参加者を得た。2011年度「東京ガス環境おうえん基金」助成事業(助成額80万円)。平成22年度〜24年度の3ヶ年の継続的な取組を予定し、次年度(平成24年度)も同基金に応募して継続予定。
- 芝浦小学校4年生を対象とした校外学習では、学年全体を18班に分け、それぞれ1本ずつの「myホウキ」を担当して運河に沈め、観察をおこなった。小学生の作業とはいえ、調査内容は「学術的」なもの。一連の授業の終了後、授業を経験した4年生が、次年度の対象学年の3年生に、作業の概要、運河の水質や生物、等をまとめたポスターを作成し、自分たちの経験を下の学年に教える(伝える)取り組みもおこなわれた。
- ハゼ、エビ、ウナギ、等が観察され、ホウキの周辺にはこれら小魚をねらうスズキ等の中型魚の姿も観察された。
- 水質は、当日の気象条件等に拠るところが大きく、単発の調査では何とも判断しかねるが、
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芝浦運河ルネサンス協議会平成24年度第1回会議(2012.8.9THU.)資料-1
(芝浦のみならず他地域における調査等を合わせ考えるに)一般論としては、長期スパンにおいては少しずつ改善されつつあるという感覚はある。ただし芝浦のような狭く滞りのある水域ではあまり改善の実感は得られにくいかもしれない。
- かねてより本協議会や町会関係で話題となっているように、芝浦水再生センターからの処理水を芝浦側に放流することを、東京都として真剣に検討いただきたい。
- 運河に適度な水流があることは水環境維持の観点からは重要である。適度な水流とは「水底に堆積してゆかない程度」。水底のこの堆積物(ヘドロ等)が悪臭の原因となる。勝島運河他で大型のジェットマシンを設置し、人工的に水流を発生させて水を撹拌し、底部の汚泥に酸素を送り込む試行実験をおこなっており、一定の成果を得ている。ただしこの方法がすべての運河域に対応可能なわけではなく、例えば芝浦のような狭く回遊型の運河域では、船舶の航行に支障があったり、単に堆積物をかき混ぜるだけになったりすることが予見されるために設置困難と考えられ、地域の特性に見合った方策を探る必要がある。
- 次年度の開催については、概ね本年度と同様のスキームとなることを予定。地域の参加を促すやり方や、調査の成果を一般的に広めてゆくための方策を考えて欲しい。「かに護岸」への立ち入りは事前の申請が必要(都港湾局)。土曜日のイベント開催は土曜授業の有無等につき要確認(区)。
- 芝浦運河まつり(第9回)の開催について(芝浦運河まつり実行委員会)
- 9月23日(日)(10:00〜17:00)、24日(月)(17:00〜22:00)の2日間で開催予定
- 例年10月の第一日曜日と決めていたが、今年は「みなと区民まつり」と重なるために前倒しとした。具体的な内容については概ね昨年度と同様となる見込み。
- 水域の安全航行に関する取り組みについて
- 素案提示。今現在、港区の景観関係のセクションで審査を受けており、若干の修正を求められている状態。その修正については石橋副会長に一任ということで本協議会の素案承認。設置場所は、橋への設置はやめて(手続きが面倒なため)、遊歩道手摺へ4箇所を想定、その他必要に応じて計5〜6箇所程度となる可能性もあり。設置場所については後日都港湾局計画課に提示する。
- 製作枚数15枚。費用33万円程度。
- 東京都運河ルネサンス事業関係規程の運用について(東京都港湾局)
- 概要説明。前回会議(H23-1/2011.7.11(月))に示した本協議会としての意見の概要を説明した後に、都港湾局計画課の見解を伺った。とりわけて結論急ぐ案件ではないとのことで議論の進展無し。
- 以下都港湾局計画課の見解。
A1(事前の合意形成)条件付きを含めて100%の合意を求めたい。
A2(協議会への加入)個人の参加は不可であり、オブザーバー参加とする。
A3(許可内容の変更)変更が有れば早期に港湾局にご相談を。
A4(使用実績の報告)必要な情報が記載されていれば書式は任意。
- 関連して、具体的な事案について意見交換。この事案では、まず東京都運河ルネサンス事業の
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芝浦運河ルネサンス協議会平成24年度第1回会議(2012.8.9THU.)資料-1
枠組みを用いて桟橋を新規設置→その後この桟橋で用いる船舶の停泊のために隣接した水域に同事業の枠組みを用いず一般水域事業者として桟橋を新規設置、という順序で桟橋の設置をおこなったが、この経緯について、今回の運用見直しや、そもそもの東京都運河ルネサンス事業の趣旨との整合性を疑う意見が多数あり、都局に持ち帰り。
- 運河ルネサンス連絡会(第4回、2011.11.16(水)13:00〜15:30)について
- 現在、都内4区の5箇所において活動している運河ルネサンス協議会が集まり、相互の親睦や連携を図る会。東京都港湾局港湾整備部計画課主催。今回は、豊洲運河ルネサンス協議会の「船カフェ」の取り組みについて現地視察の上、説明を受け、意見交換をおこなった。
- 参加者:芝浦地区(港区)、品川浦天王洲地区、勝島·浜川·鮫洲地区(以上品川区)、豊洲地区(江東区)、港区、品川区、中央区、江東区、大田区
- 「船カフェ」とは。船内をカフェ仕様に改装したプレジャーボートを期間を限って借り受け、東京都運河ルネサンス事業の枠組みを用いて設置した桟橋に繋留してカフェとして供用する試行実験。2011年4月「春の船カフェ」、8月「夏の船カフェ」、11月「秋の船カフェ」(芝浦工大文化祭と同時開催)の計3回開催。豊洲地区運河ルネサンス協議会の取りまとめの下で「商友会」「クルージング業者」「芝浦工大」3者の協力と、江東区まちづくり推進課、東京都港湾局計画課の支援によって実現。
- 視察後に意見交換。合同イベントの開催など相互の連携を図ってゆきたい、イベント開催時の各種届出等に際しての行政間あるいは行政内の連携を希望したい、行政の対応に地域差があるようにも感じられる、桟橋の運用に弾力性をもった桟橋の運用を可能にして欲しい、水域事業者と地域住民や企業等と一緒に水辺やまちの魅力を高めてゆくための集まりがルネサンスの取り組み、等。
- 芝浦協働会館の現地保存利活用に関する取り組み(芝浦海岸町会商店会連絡協議会)
- 港区有形文化財に指定。平成23年度から4〜5ヶ年かけて適切な保存、改修を施す計画であったが、東北大震災(平成23年3月)の影響による区の事業見直しの中で「緊急性が低い」との考えもあり、計画は流動的な状況。ただし次年度(平成24年度)の予算(約900数十万円)は付いており、屋根シートの張り替えと、床下への通気ファンの設置をおこなう予定。
- 芝浦海岸町会商店会連絡協議会としては今後の見通しについての説明は受けていない。
- その他(本協議会の名義使用について)
- 本協議会の後援を受けている、一緒に活動をしている、等々、本協議会の名義等を使用等したり活動内容等を記載等したりする使場合には、あらかじめご連絡をください。また、使用や記載等に際しては、共催、後援、支援、等の区別については、読み手に誤解等を与えることのない様に正確を期してください。本協議会は個人の会員を認めておりませんので、その点もご注意ください。なお、会の設立趣旨に鑑みて、営利的あるいは売名行為的な使用は、デジタルや印刷物他、媒体の如何を問わず控えていただきたくお願いします。
- 最後にひとこと(略)
(以上)
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芝浦運河ルネサンス協議会平成24年度第1回会議(2012.8.9THU.)資料-2
平成23年度活動報告
- 芝浦運河まつり(第8回)共催(芝浦運河まつり実行委員会)
- 10月2日(日)に開催
- 翌3日(月)夜の部開催
- 過年度同様、デポジット方式によるリユース食器を使用し、またゴミステーションを設置してゴミ分別を徹底し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識した活動をおこなった。
- 両日共に東日本大震災被災者支援のため、一般および運河クルーズ乗船者に対して義捐金を募り、後日日本赤十字社にお届けした。
- 芝浦運河の生き物棲み処(すみか)つくりプロジェクト「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処(すみか)つくりプロジェクト」(運河を美しくする会)
- 通年
- 新芝運河沿緑道オープンカフェ試行実験(芝浦商店会)
- 通年
- 芝浦朝市の開催に向けた協議、調整(芝浦商店会、五団体連絡協議会)
- 通年
- 運河内船舶安全航行啓発活動
- 「運河内徐行啓発活動標示(横断幕)」設置に向けた取り組み
- 通年
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芝浦運河ルネサンス協議会平成24年度第1回会議(2012.8.9THU.)資料-3
平成24年度活動計画
- 芝浦運河まつり(第9回)共催(芝浦運河まつり実行委員会)
- 9月23日(日)開催予定
- 翌24日(月)夜の部開催予定
- 過年度同様、デポジット方式によるリユース食器を使用し、またゴミステーションを設置してゴミ分別を徹底し、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識した活動をおこなう予定。
- 昨年度に引き続き、両日共に東日本大震災被災者支援のため、一般および運河クルーズ乗船者に対して義捐金を募る予定。
- 芝浦運河の生き物棲み処(すみか)つくりプロジェクト「myホウキによる芝浦運河の生き物の棲み処(すみか)つくりプロジェクト」(運河を美しくする会)
- 平成22年度〜24年度の継続事業(平成25年度の継続も模索中)
- 通年
- 新芝運河沿緑道オープンカフェ試行実験(芝浦商店会)
- 通年
- 芝浦朝市の開催に向けた協議、調整(芝浦商店会)
- 通年を予定(協議中)
- 運河内船舶安全航行啓発活動
- 通年(近日中に「運河内徐行啓発活動標示(横断幕)」の設置を予定)
- 芝浦商店会行事(芝浦商店会)
- 企画段階
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